こんにちは。武田です。
先日武庫之荘で、「第1回 タッチケアフォーラム」が開催されたので参加してきました。
思いやりや慈しみ、気づきを伴う家族間のふれあいや、
心と体にやさしい、触れる事、触れられる事である「タッチ」。
日本語で言う、手当てにあたるのでしょうか。
ちょうど設立間もなかったNPO法人タッチケア支援センター が、東日本大震災ののち、
タッチ、マッサージによって、不安やストレスを少しでも軽減し、
PTSDも症状の改善にも参考になるようにと、
被災地で無料で配布される「タッチケア」のガイドである冊子を作成されました。
(小冊子「こころにやさしいタッチケア」被災地以外の方は寄付500円で手にする事が出来ます)
その冊子の監修をなさった桜美林大学准教授の山口創先生の講演と、
カリフォルニア在住ですが、日本でいくつかlクラスを持つために来日中の
エサレンボディワークのティーチャー
ブリータのワークショップなどに参加してきました。
ブリータのクラスは以前に白山市にて受けた事があります。
心の友ならぬ心の師です。(ジャイアン的に)
もう「ちゃんちゃんこ」、の年を過ぎでなお、現役ばりばりです。
第1回にも関わらず、本当にたくさんの方が参加されていてビックリしました。
震災の後と言う事もあり、ボランティア活動に興味のある方、
アロマセラピスト、看護師、ベビーマッサージ、チャイルドケアをなさっている方、
主婦、ボディワーカー、整体師さん、学校の先生など。
山口先生は「子供の肌は脳にある」を始めたくさんの著書があり、
「身体生理学」を研究されています。
心の状態が身体に現れるように
体に働きかけることで心の状態を変化させる、
皮膚にはたくさんのサインが出ているし
皮膚を通じて問題を解決していく事が出来る。
と言う事を科学的に効果を追求し、手法を紹介されています。
とくに「皮膚」の持つ物理的な役割、精神的な役割はどれもリンクしており
人間の体って本当によくできているよなって、関心させられます。
子育ての中でたくさんの子さんに触れることで、感覚機能を成長させますし
その後の親子関係もより深まるとのデータや
結婚後数十年たったご夫婦が、寄り添って隣に座って一緒に2時間テレビを見たり、
お互い別々の事をしていたとしても隣に座っているだけで
自律神経が調整され、
お互いの健康にもいい影響を及ぼすとの実際の研究結果などもあるそうです。
(週に2回程度でもいいようですよ)
人間、だれかとふれあい、温度を感じ、自分が生きていると実感することで、
さらに生きる気力がわいて行くと。
マッサージやエステを受けられるのも、もちろん疲れが取れること以外に、
体が受けるいい影響がたくさんあるという事ですね。
小さなお子様をお持ちの方や、触れる事への興味がある方は、
来年の3月に第2回のタッチケアフォーラムもあります。
山口先生のの著書も、おすすめです!
もちろん動物とのふれあいも、お互いに、いいこと!!