短距離走のためのキャッチボール | ホグレルスペース スタッフブログ

短距離走のためのキャッチボール

 
一人投げネットを作って大活躍です。雪の日も土日もいつでも投げられます。
 
週に一度くらいは野球経験者が合流してくれるのですが、彼らは上手すぎて私達が真似できないというのもあり「ただ投げるだけで上手くなりたい」という思いから増やしました。縫い目には色を塗って回転を見やすくしています。水平軸の高速逆回転やまっすぐ投げることが難しいですね!
 
最近増やしたのがこの紺色の球で約二キロあります・・・
これを使ってシャドウもしていますが、やってはいけない動作が自然と分かると好評です。
 
 投げてもみました。

全力投球では砲丸投げの動作がしっくりきましたが、抑え気味に丁寧に投げると各局面での動作が分かりやすいです。みんなテケテケながらも各自テーマがあり、毎日試行錯誤するのが本当に楽しいと言っております。

いつものルーティーンは・・
①ソフトボール下投げ→ソフトボール上投げ→重たい硬球→硬球→軟球→軽量級シリーズ→軟球で遠投→軟球でピッチャー投げ
②軽い球から始めて重い球→ソフトボールで遠投、または俵型球で遠投→軟球でピッチャー投げ
この2種類どちらかにして左右両方を全出力で投げます。

ピッチャー投げとはキャッチャーまでの18mちょっとの距離をストライクゾーンに投げる練習です。前半の練習でうまく投げられていてもセットポジションから投げると暴投、低速化などの症状が現れて非常に興味深いです。

各球を10投ずつで約一時間です。全身暖まります。おかげでキャッチボール後の100m計測を安心して行えてます。
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短距離走を速くするのに始めたキャッチボールですが、上手く投げるための動作練習で洗車+ワックスがけの動きがいいのではないか?と考えて洗車係になりました。

ルーフ以外の部分は左右に脚を開き右手と左手の両方で拭きと磨きをひたすらやるので体重移動が上手くなりました。ルーフ部分は腹ばいになりますので胴体の動作にいいですよね。

   
雪道帰りの状態だとピカピカになるまで二時間ちょっとかかります。

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そしてそして~

去年の6月から始めた短距離ですが、アスファルト用靴の樹脂スパイクが減ってきたので調達しました。100mを50本ほど使いました。本職の人達は週に一足のペースで交換ではないでしょうか。
 
まだちょっと使えますが角があるないでタイムが0.2ほど違います。

短距離で使わなくなったら本来の用途である中長距離で使いたいと思います。先日、「開発Sさんマラソンで勝負しましょうよ!」と言われたので受けることにしましたし。11秒台に乗せる練習と長距離練習を混在させる難しさが面白そうですよね。
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非利き手で強く投げられるようになれば走りの上体の左右差が減らせるんじゃないか?キャッチボールの強度が最適なのではないか?という当初の予想は当たっていました。ピッチャー投げでの体重移動の難しさや、リリースまでのメカニクスもすべて役に立っています。最近はサッカーボールでリフティングもルーティーンに入れて脚の左右差是正に取り組んでいます。

速く走るためにはパワー向上させ動作を効率化させる二つしかありませんので、短距離志向の人はお勧めです!


文、写真: 練習行きたくない日は新しい靴かウェアが必要な開発S