私のがんの進行状態とホルモン療法の効果を確かめるために、先日CTスキャンを行った。その結果、前立腺のがんそのものは少し縮小したが、背骨にある大きながん細胞の塊に変化はなかった。放射線療法の専門医は、これは良い結果だという。ホルモン療法も放射線療法も現状維持を目的としているからだ。前々回のブログで伝えた私の代理人によるヒーリングでは、私しかこのがんは治せないと言われているので、現状位置ができている間に自己治療を続けようという気持ちがさらに強くなった。

 

あのエドガー・ケーシーも、すべての病気は自分で治すもので、手術も薬も治りやすい環境を作り出だけだ、と言うようなことを言っていた。私はヒーリングの力を借りようとしている。実際、ヒーリングで痛みを完全にとってもらっている。

 

ホルモン療法の第2弾として注射のほかに薬を服用し始め、その一か月後の血液検査ではPSAのレベルが通常に戻っていた。もし今のように転移していなければこれで一安心というところだが、すでにがんは骨のあちこちに転移し、特に背骨の大きい塊は、いつ太い脊髄の神経に損害を与えてもおかしくない状態なので油断できない。

 

この薬は抗がん剤ではなく男性ホルモンの働きを抑えるものだけなのだが結構きつくて、うつのような状態になるので、4錠を3錠に減らしてもらった。それでもまだきついので次の医師との面会では2錠に減らしてもらうつもりだ。もともとこの薬は、私が元気でいることを確かめて処方されたものなので、服用をやめてもさほど大きな影響はないのではないか思っている。