こんにちは。内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

昨日、今日と都内は、雨模様ですね。関節リウマチ、線維筋痛症など、リウマチ膠原病疾患をお持ちの方は、辛い日となっていますねショボーン

天気予報では、低気圧の進み方が、遅いためだそうで、明日からの週末は、晴れのお天気となるようですルンルン

 

さて、

レッツメディカルガーデンクリニック東立石

では、

線維筋痛症の治療のほか、各種リウマチ膠原病疾患の治療も積極的に行っております左差し

 

(線維筋痛症の診断には、早期関節リウマチとの鑑別が重要です)

 

関節リウマチの治療法は?というと

 

チューリップDMARDs(疾患修飾性抗リウマチ薬)

 サラゾスルファピリジン(スルファサラジン、

 商品名アザルフィジンなど)

 

 メトトレキサート

   (商品名リウマトレックスなど)

 

などによる治療をメインとしていますが、副作用の出現もないとは、いえませんから、少量より、内服を始めて頂いていますキラキラ

また、ときには、免疫抑制剤も少量、使用することもありますよね。 

社会的に高齢化が進んでいることから、高齢な方のリウマチ発症も多いので、慎重に投与量をあげていくことは、必要と考えていますウインク

 

これに加えて、

 

チューリップ生物学的製

  • TNFα阻害薬
  •    セルトリズマブぺゴル(商品名シムジア)   
  •    ゴリムマブ(商品名シンポニー)
  •    エタネルセプト(商品名エンブレル)
  •    アダリムマブ(商品名ヒュミラ)
  •    インフリキシマブ
  •               (商品名レミケードなど)

   IL-6受容体阻害薬

   トシリズマブ(商品名アクテムラ)

 

などの生物製剤を使っての治療も行っております。

生物学的製剤によるリウマチ治療は、リウマチ膠原病疾患の治療のなかで、最も医学的に進歩したものといえると思いますよおねがい

 

これまで、関節リウマチといえば、手関節や手指の変形をきたしてしまう病気とされていました。

しかし、生物学的製剤による治療が可能になったことで、こうした変形を抑えることが可能となっただけではなく、関節痛、関節の腫脹を改善し、生活の質を改善(QOLの改善といわれています)させることが、できるようになりました。

 ただし、投与前には、結核の既往がないかをツベルクリン反応や胸部CT(結核性の胸膜肥厚等がないか?)

とか

また、メトトレキサート(商品名リウマトレックスなど)を併用することが必要であることもあり、B型肝炎などの肝炎ウイルス感染の有無をチェックしておくことが、必要となります。

 

 当クリニックでは、胸部レントゲン、採血などの検査を頻回に行い、注意深く、きめ細やかな経過観察をさせていただく方針としています。

 と、関節リウマチの治療は、現代医学の恩恵を受け、進歩していますが、副作用には、注意をしていく必要があるのですねウインク

 

 例えば、メトトレキサート(商品名リウマトレックスなど)だけでも、

口内炎、味覚障害などの軽いものから、肝機能障害、肺線維症、骨髄抑制といった重篤なものまで、さまざまな副作用があるわけですからね。

 もちろん、上記の治療法でも、炎症所見が改善しなかったりするような場合は、                           あまり、望ましくないとはいうものの、ステロイド剤の少量投与(5~10mg)程度は、ケース・バイ・ケースで必要なこともあるのではないかと思っています。

 また、関節リウマチの方には、天候が悪いときに、一時的に関節痛のひどい日もありますよね。

そんな時には、リメタゾンを1アンプルだけ、点滴すると症状を和らげることが、可能ですキラキラ

リメタゾンは、ステロイド剤の一種ですが、関節の炎症部位に集積し、炎症を抑える効果が強いといわれていますね。ちょっと、古典的でしょうかね。

 お薬ばかりでなく、関節周囲のマッサージや温めたりすることも、有効な方法の1つですから、当クリニック内の理学療法室で、行って頂けたらと思います。

それでは、またバイバイ

  image

       上差し無料駐車場完備です

 

葛飾区、台東区、江戸川区、江東区からの患者様にもご利用頂いております。送迎希望の方も、ご連絡ください。

都内往診も致します。無料の医療相談もどうぞ。また、リウマチ膠原病疾患、糖尿病、甲状腺疾患などや

高血圧や高コレステロール血症などについても、今後、勉強会も予定してます。

 

レッツメディカルガーデンクリニック東立石

内科、リウマチ膠原病内科、整形外科、              メンタルケア科

 葛飾区東立石2丁目18-4

TEL:03-5671-5535

 

院長、リウマチ学会評議員、リウマチ専門医

                     小笠原   均

 

 

 

 

  •