こんにちは。内科医 ひとちゃんですニコニコ

先程、夕食を摂りながら
テレビ番組の見られるアプリ 「Tver」で、
木村 拓哉さんが、主演する
「A LIFE」の最終回を視聴しました。

この番組のオブザーバーが
私が、尊敬する心臓外科医である
「天野 篤先生」であるという噂を聞いて
毎回、欠かさず、観ておりましたラブ

天野先生は、順天堂大学医学部 心臓血管外科教授、順天堂大学附属病院の院長であり、
天皇陛下の困難な心臓手術を成功させた先生です。
大学で、勤務していた頃、保険担当医会議という会合で、天野先生のご指導を受けたことがあります。

天野先生のことは、また、別の機会にウインク

「A LIFE」に話を戻すと
ちょっと、専門的で、難しいなぁと思ったりもしましたが、
総じては、私は、なかなか、医師の
心の迷い、勝負に出る場合の揺れ動く心理、
自分の能力が、時に信じられず、一歩が踏み出せないという描写が、良く描写されてるなぁと
妙に納得しながら、観ていましたねウインク

米倉 涼子さんの主演する
「ドクターX」のような
爽快さは無いものの、
病を持つ患者さんを前にして、
ベストを尽くすだけの努力はした。
しかし、ベストを尽くす努力をした自分にさえ、
「大丈夫か?」と猜疑心を抱いてしまう。
そして、また、不安を打ち消すための努力をする。そんな心理が、描写されていたような気がします。

病に向き合う時、最後は、医師は孤独になる。
自分の技術と知識だけが、頼りだが、
それさえも疑う。

深読みをし過ぎでしょうかね爆笑

内科医も皆、同じ思いをしていると思うのですが、ドラマになるのは、皆無ですよね。

内科医は、皆、糸を結ぶ練習の代わりに
自宅に帰っても、夜遅くまで、海外の文献を読んで、治療法を考えたりしていると思うのですが。

「内科医 ひとちゃんの私、失敗しないので」
なんて、台本は、
落語にもならないでしょうねえーん

それでは、またニコニコ

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