こんにちは。内科医 ひとちゃんです
今日は、どんな話をしようかなぁ〜と考え、
という話題にしてみようと思います。
そのときに正解は、
「どちらも正しいのです」
と言い切ったと思うのですが、理由をまだ、お話ししていないことに気がつきました
ということで、今日は、そのことを話題にしたいと思います。
風邪といっても、急性咽頭炎、急性副鼻腔炎、急性気管支炎などと様々です
原因は、ほぼ、80〜90%が、ウイルス感染によるものです。コロナウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなど、沢山のウイルスの感染です
風邪を予防するワクチンを発明したら、ノーベル賞級の発見と言われる理由は、原因となるウイルスが多すぎて、
インフルエンザワクチンのような
予想される1つのウイルスのみをターゲットにするものが、製造できないからなのですね
話をもとに戻しましょうね。
風邪、正確には、かぜ症候群といいますが
さきほど、お話したようにウイルス感染が、
原因です。
これらのウイルスに効く薬は、ありません。抗生剤も然りです。
なぜなら、抗生剤は、細菌に効果を示すもので、ウイルスには、まったく、効きません。
だから、風邪に
抗生剤を服用するのは、本来なら、無意味
【抗生剤は、服用せずに
解熱剤、咳止め(鎮咳剤)、痰を切る薬(去痰剤)などの内服のみで、対処療法で、治療する】
これは、正解ということになりますね。診療マニュアル?どおりです。
では、抗生剤の服用するのも、これまた、正解というのは、どういうことか?
私は、後者の抗生剤を併用する治療法を選択することが、実は、多いのです。
単なるヤ○医者?製薬会社と仲良し?
それでは、「私、失敗しないので」という、米倉涼子さんが、演じる ドクターXのキメゼリフを頂戴した意味がありません。
私は、リウマチ膠原病医であるとともに、
ウイルスの基礎研究を大学時代の15年程度しており、医学博士となった研究テーマです。
な・の・に・・・・抗生剤を併用するのは、
なぜか?
この話題は、次回のお話としたいと思います。
「私、ウイルス感染には、うるさいので。」
それでは、また