熊本の地震、だいぶ色々な事がわかってきましたね。
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
と、口で言ったところで何の助けにもならないのですが…。
情報番組では司会者やコメンテーターが「防ぎようはないのか」などとも言っていましたが
長い地球の歴史と大自然の在り様からすれば
ちっぽけな人間にできることは少なかろうと思ってしまいます。
それでもやはりその場にいる人々やそのご家族、ご友人のことを思うと胸が痛みます。

どうか苦しみが長く続きませんように…。


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クロモジの花


実に地味な花の写真からのスタート。
(特に意味はありません。一番最初に撮ったのがこの写真だっただけです。)
クロモジは高級爪楊枝の材料となる低木です。

標高1000メートルほどのこの山の庭では東京から2か月ほど遅れて春が始まります。

トサミズキの花



こちらも低木で、近くで見ると地味めな姿なのですが
房のように垂れ下がって咲く黄色の花は緑のまだ乏しい庭で存在感を放っています。


凍った土もすっかりほぐれ、いよいよ動き出した庭。
前の記事が食レポでしたので、今回は花たちの様子をご紹介します。
…まだ隙間だらけ、スキだらけの庭ですが。


ジュリアン


見かけによらず?寒さにとても強い宿根草です。
そして真っ先に庭に彩りを付けてくれます。

カタクリ


数株しかありませんが、母の大好きな花。
そして鹿の大好物。

クリスマスローズ



白いほうはもう終わりかけですが、濃いピンクの子は今が一番きれいです。
「真っ先」というならジュリアンより早かったかもしれません。

ヒヤシンス



写りがちっこくてスミマセン。
青いのはちょうど見ごろ、奥のトウモロコシのように見える白は少し遅いようです。

ジュリアンとベロニカ・オックスフォードブルー



写真右半分にちらちらっと見える青い花がオックスフォードブルー。
地面を這うタイプですが、青々とすぐ下を這っているのはクリーピングタイムの葉です。
オックスフォードブルーは尊敬するブロガーさんの記事で知って大好きになりました。
昨年の秋に株分けしたばかりでまだ小さいですが、どんどん増えるといいな。
(→尊敬するキヨミさんのブログ

ハナニラ



何故かうちの庭で成績の悪いこの子。
消えてしまいそうなんだけど、しぶとく頑張っています。
土が合わないのかな。
これも大好きな花なので残念。

ハナモモ



ピンボケた~…。
まだ植えたばかりの若い木なので枝はこれだけ。ひょろひょろです。

アーコレード桜



まだ咲いていませんでしたね(;^_^A
でも咲いているときにいられるとは限らないので…。
八重咲きでつぼみは濃いピンクですが、開くと薄いピンクになります。
そういえば東京で見る普通の八重桜もつぼみは赤に近いなぁ。

フジザクラ





こっちで桜と言えばこれです。
山桜ならではの楚々とした姿で、下向きに咲くところがまた愛らしいのです。


そういえば写真を撮り忘れましたが、コブシも今が見ごろです。
甘い、幸せな香りが上から降り注いできて、それはそれはうっとりとします。

次に咲くのはムスカリ、スイセン、チューリップ、クリーピングタイムあたりでしょうか。
シバザクラも着々と芽を伸ばしてきています。
そうすると未完の庭でも部分的にはかなり美しく彩られるんです。

賑やかでエネルギーに満ち溢れた季節の始まりです。