娘 無事! |  虐待後遺症を生きる

 虐待後遺症を生きる

   
   母親からの虐待を生き抜いた娘
   虐待後遺症をどう生きていくのか
   娘とオヤジのリアル奮闘記です。

ブロともの皆様、

そして今日たくさんこのブログにいらしてくださった皆様。

 

ご心配をおかけしました。 娘、無事です。

 

本来20時までかかる仕事でしたけど

同僚に無理言って7時に上がらせてもらいました。

 

娘、お昼頃には目が覚めて

少しでも食べられればいいと思って少量用意してあった

胸肉の燻製スライスとポテトサラダを食べました。

 

「昨日どうして飲んじゃったの?」と聞くと

 

「あのね、ベッドにあったぬいぐるみの表情が元カレに似てたの。

いろいろ思い出しちゃってどんどん辛くなって70錠も飲んじゃった。

部屋を出て、玄関を出て、階段のところまで行った時にふっと

『このままここにいたら死んじゃうかも』と思って部屋に戻ったの。」と

 

部屋にあるお気に入りの物にだって買った時の記憶が宿る。

欲しくて買ったぬいぐるみ。そこから引き出せる過去の記憶。

 

大量服薬は壊れそうになる自分を眠らせて

そのストレスから解放するため・・・

 

辛かったろう・・・

 

 

 

夕ご飯は何が食べたい?って聞いたら

揚げ物系は辛いからなんかさっぱりしたものがいいっていう。

 

「昨日の冷麺がいいかも・・・」

娘はそう言ったけどやめることにした。

 

僕が書いてるこのブログには

料理の記事がたくさん載せてあります。

 

インスタントや出来合いの弁当ばかり食べさせられてた娘は

食べるものに、おいしいとか、おいしくないとか言うことが

ほとんどありませんでした。だって言ったって仕方ないんだもん。

母親が作ったものではない、買ったものだから・・・・

 

僕が毎日欠かさず全て手作りで作るのは

 

手作りの美味しさを我が家の味として記憶してほしいこと。

「自分のために時間を割いて作ってくれる。

愛されてるんだな。でもそれが普通。当たり前のことなんだな。」

そう感じて欲しいからです。

 

そしてもう一つの理由が

 

心にパニックを起こす食べ物は何かを探るためです。

過去に食べた味の記憶が心の傷と同時にあるとしたら

食べた途端パニックを誘発する可能性があります。

 

その食べ物とパニックには何か繋がりがあるかもしれない。

食べた料理を載せることでパニックが起きる食べ物を特定

できるかもしれません。

 

「ほうれん草の卵とじ」は絶対ダメです。

母親が朝だけ作っていた毎日同じ朝食の中にありました。

「握り寿司」もダメです。

母親はスーパーでいつもパックの寿司を買ってきてた。

 

食べ物に宿る地雷を探しているんです。

 

昨日の冷麺はどうだったのか・・・

 

親子で行ってた焼肉屋で食べた冷麺の味にそっくりでした。

ひょっとするとパニックの引き金になったのかも・・・

 

今日は青じそのペペロンチーノにしました。

これは昔から僕しか作れない。怖い記憶はないはずです。

 

 

我が家に欠かせない食材、調味料