(記事)
「『ちょっと空まで』と、バスや電車と同じ感覚で旅をしてもらいたい」。この日、都内で開かれた発表会で、エアアジアの岩片和行社長は期待を込めた。
同社の成田発着の片道運賃は、8月1日就航の新千歳(札幌)便が4580~1万8880円、福岡便が5180~1万9580円など。1万席限定で片道運賃「5円」のキャンペーン価格も設定した。
う~~ん、、どうなんだろうね、こういうの。。
40年程、航空会社に勤めていた私としては、疑問と不安感がいっぱいなんですが、、、。
これまでの航空会社との違いで一番分かるのは、営業・予約・発券等、いわゆる”営業”は行わず、internetのみで予約を受けつけるという所。営業体の人件費が殆ど要らないのは大きい。
しかし、航空燃料は、LCCでも変わりなく高いので、これが一番の不安材料。
国際線ではお客様から燃油代の一部として数千円から数万円の負担を頂いているこの時代に、LCCというのがどんどんと出て来るのが、不思議。、、、油代、高いですよ。原油が枯渇すると言われている以上、これから先も、高くなる一方だと思えます。LCCはそれに耐えられるのでしょうか?疑問です。
今後は、サービスの対価を求めて、「空の旅はやはりゆっくり楽しみたい」という人はいわゆる大手の航空会社を選ぶでしょうし、空港や客室である程度の不便はあっても、「安ければいい」という人はLCCを利用する様になるのでしょうね。
以前、貸切バスの事故について、ブログでも書きました。
国はどんな青写真を持っているのか分かりませんけど、交通での規制緩和のやり過ぎは危険だと思います。
LCCが安全運航面の費用を削っているとは、知らないので言えませんが、
命の託し方、、、例えば、バスの運転手が運転出来ない状態になったとしても、乗客の誰かが緊急時の対応は出来ますけど、飛行機に乗ったら100%、パイロットに頼るしかありません。
だから、「飛行機をバス感覚で」、、というのには、どうも、ついて行けない。何か不安なものが残ってしまいます。
私は、、、何千円での販売はいいとしても、大事なお客の命を「5円」で販売する様な事を考える航空会社の飛行機なんぞ、気持ち悪くて乗る気がしません。