小津安二郎「晩春」の中に見た、野球用語 | 「ライオンズ・西鉄・大鵬・目玉焼き」

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西鉄ライオンズからの歴史を大切にしたい、小学校時代からの長ーいライオンズファン。ライオンズを中心とした野球談義が好み。
野球を介して社会問題も考える。

これです。結婚を巡る、父と娘(27才)の物語。笠智衆と原節子。






この数か月、1950~1960年制作の映画DVDを選んで見ています。

自分が産まれた、あるいは子供の頃の人々の格好や様子、電車や車、街の風景や張り紙等が見れて、それは楽しいものです。


これまで日本映画は字幕なしで見ていましたが、古いし、役者のしゃべっている言葉がはっきり聞こえないので、今日初めて字幕付きで見てみました。よかったですね、、もっと早くからこうするべきでした。


さて、野球用語の件ですが、

女性の台詞で、「ワンダン、ワンダンよ。次はヒットを狙うわ」 みたいな表現がありました。

ま、これは女性の言葉ですから、彼氏に失敗したけど、次は成功してみせるわ、、そういう表現なんですけど。


「ワンダン」、、、これは私らが、ガキの頃、野球で遊んでいる時に使っていた用語で、「ワン・アウト」の意味です。


恐らく、「ワン・ダウン」を略して言ってたんだと思うんですけど、懐かしい言葉でした。

ツー・アウトの時は、勿論、「ツー・ダン」って言ってました。

ひょっとすると、TV・ラジオのアナウンサーも昔のプロ野球中継で使っていたのかも知れません。


「ダウン」、、、アメフトでも、あれは、「ファースト・ダウン」ですから、「ワン・ダン」って、誰がどこから仕入れて言い始めたんでしょうかね、、、今更ながら、大変面白い言葉だと思いました。


この映画で少年たちが野っぱらで遊んでいる、草野球のシーンでは、

なんと投手は左で投げています。珍しいですね、、私らの頃、左ぎっちょの人、見ませんでしたが、、。

打ったバッター、一塁へ走る様子を見ると、裸足、、、そういう子もいました。。


家でグローブを大切そうに磨いている少年の背中には、ちっちゃく背番号「16」の数字が、、、赤バットの川上のファンなんですね。


この映画は昭和24年の完成と表示してありました。私の産まれた年です。