大下、豊田、長嶋、仰木、あの頃の大選手達も、夜の世界では大活躍だったと、本で読みました。
しかし、昔の選手達は弁(わきまえて)いたと思います。
大下さんが西鉄ライオンズの若手を連れて回ったのも、プロの芸者さんとこが中心だったし。そこには人間愛が感じられるものもあった。
昭和33年に赤線がなくなったのでしょうか。若い野球選手も遊べるプロがなくなって、広く自由に選べる様になったと同時に、自分で遊ぶ相手を見つけ、色んな意味で安全性も見極めなくてはならなくなった訳です。
エース投手ともてはやされていても、野球だけやってきた、わずか25才の若者ですからね。社会を全く知らないと思います。
彼らには周りで教育する立場の人が必要なんですけど、西武のコーチはそういう面倒見てたんでしょうか。
チーム全体に、年俸が高くて、いわゆるスター選手には誰も何も言えないなんて事がもしあったら、規律が守れなくなるのは当然です。暴力はダメですけど、デーブみたいに喧しいのがいていいんです。
報道されている週刊誌等は全く読んでいませんけど、一つ涌井に聞きたいのは、遊びはいいとしても、成績が悪い時に、「真面目に仕事の事を考えていてくれたのか」、という事です。多くのファンが涌井の事を心配していた。
遊ぶのも仕事のため、そう思っていて欲しかったんですけどね。一般よりはるかに高額な年俸をもらっている立場の人の行動にはそれなりに社会に与える影響がある事を認識しなきゃいけません。
私はいつも、横綱・白鵬の言葉に感心しています。若干27才ですけど、それは横綱として、立派な事をしゃべります。モンゴリアンなのに、同年代の日本人力士よりももっと日本の相撲道を理解している。その受け答えを聴いていて、60を超えている私も頭が下がる時があります。
若くして、そういう風な人もいるという事を頭に入れて、涌井というより、西武ライオンズの全体が解決しなきゃいけない問題だと思います。