巨大分譲ビルダー誕生。

今朝の報道でびっくり、売上高が８０００億円に迫る分譲メーカーが誕生するそうです。

　一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームのなど戸建て住宅メーカー６社は共同持ち株会社を設立して経営統合することで合意したと発表しました。６社の統合によって、戸建て分譲・マンション分譲のスケールメリットで資金や資材調達コストを削減するとともに、土地仕入れなど情報収集力の強化を図り、縮小する不動産業界での生き残りをかけるようです。

６社が一度に経営統合することにびっくりですが、もともとは一建設、飯田産業、東栄住宅、アーネストワンは創業者が同じ人だそうですので、離ればなれで暮らしていた兄弟が、また一つの屋根の下で暮らすという事でしょうか。

この６社の特徴は、メインの客層を若年層の一次取得者を得意とし、比較的小振りな物件を低価格で提供することがウリです。既に三河地方にも進出を果たし、大きな実績をあげていらっしゃいます、愛知県には６社すべての支社・支店がありますので来年の業界地図は大きく変わりそうです。

統合されることにより品質・サービスが向上することは歓迎ですが、あまりに大きくなりすぎて消費者の選択肢がなくならないように地元の優良な中小ビルダーさんも頑張っていただきたいですね。

　６社の動向は、同業他社とこれから住まい探しをされる方には少なからず影響を与えることになると思われます。

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