オランダの冬の定番料理
「エルテンスープ」をご存知でしょうか。
たっぷりの青豆と野菜、ベーコン、ソーセージなどを煮込んだ、ボリューミーなスープです。
ドロっとした、食べるスープ。
寒い冬の日に食べると、それだけでお腹は膨れ、体が温まります。
冬になるとオランダの家庭では、大きなお鍋でたっぷりと作って、しばらくそれを食べ続けるそう。
飽きないのかな?と思うくらい、同じものを食べ続けるオランダ人は、食への執着があまり無いのでしょうね。
以前オランダ人のお友達が、カフェやレストランでもエルテンスープは食べられるけど、家の味が1番だと言っていました。
これはお母さんの味なんでしょうね。
私たちにとっての、肉じゃがやカレーみたいな。
正直、これまでオランダ料理にあまり興味が持てなかった私。
なぜなら
芋、チーズ、パン、肉、芋…
の無限ループなんじゃないかと思うほど、
バリエーションが無いんだもの。
ここに住んでいても、正統派なオランダ料理店に行ったのは、たったの一度だけ。
だけど
いつだったか、カフェでエルテンスープを食べた時に
結構美味しいな〜
と思った記憶があります。
あれから月日は流れ
この度、エルテンスープ作りに初挑戦することにしました!
せっかく住んでいるのだから、オランダ料理を一つくらい身につけて帰ろう、という、心の変化ですね
八百屋さんに
エルテンスープを作りたいんだけど、どの豆がオススメ?
と聞いて、買ってきた乾燥豆。
まずは、乾燥豆を洗ったあと、8時間以上お水に浸します。
一晩置いたら、しっかり水を含んでいました。
お鍋を火にかけ、沸騰したところでお好みの野菜を投入。
一般的によく使われる
玉ねぎ、リーキ(ヨーロッパの太いネギのようなもの)、人参、ローリエ、お塩、ブイヨンを加えます。
弱火に落として蓋をし、1時間ほどコトコト煮ます。
今回使った豆は皮がついたものだったので、鍋の中身を全てミキサーにかけ、再び鍋に戻します。
ドロドロと粘度が高いため、お水を加えて調整し
次にベーコンと、オランダ料理に欠かせないこのソーセージをスライスして、スープに加えます。
作り方はいろいろあるみたいですが
今回は皮付きの豆を使ったので、肉類を投入するタイミングが後になったのと(ミキサーにかける必要があったので)
煮込んでいる途中、隠し味に白だしを少し使いました。
期待以上に、美味しくできました。
ベーコンと玉ねぎから出る甘みが、ジャーマンポテトのような風味を出しています。
これだけでお腹がふくれて、満足感大!
仕事から帰ってきた夫に
今日はエルテンスープを作ったよ〜!
と出迎えると
え〜、俺これ好きじゃないんだよね。
…
と。
コトコト煮込んだエルテンちゃんは
魔女の宅急便のニシンのパイ的な扱いを受けたのでした。
減る見込みがないので
近所の友達におすそ分けすることになりましたとさ
おしまい。





