補聴器のご自宅出張訪問専門
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「 補聴器ご自宅.com 」のブログヘようこそ。
おはようございます。
昨日の夜は意外と涼しかった奈良からお届けします。
久々の更新ですね。しかしながら、
先週も充実した1週間過ごさせていただいておりました。
先週の金曜日、大阪では「認定補聴器技能者」の資格更新に
必要な、指定講座が開催されており、関西の業界関係者は
新大阪まで出て来られていたようです。
※私は昨年度に該当講座を既に受講済みでしたので、
講座終了後、最寄り駅まで前の会社の同僚と会いに
行ってきました。
久々の再会、束の間の再会でしたが、有益な時間を
過ごすことができたので、良かったです。
普段会えないメンバーと会えるのも、こういったイベント
ならでは、ですね。
※しっかり、9月発売の本のPRもしてきましたよ。
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さて、本題です。
週末は大阪市内の新規お客様宅訪問してきました。
※前回は1週前の訪問
「補聴器貸し出しのその後」を見るためです。
結論から申し上げると、今回、
「周囲の音が気になって」
「違和感が強くて」
すぐに外してしまうとのことでした。
試聴時にはまったくそんな素振りが見えなかっただけに
正直、意外な結果でした。
RICと呼ばれる、小型耳かけ補聴器(比較的違和感の
少ない補聴器)を貸し出していたのですが、中には、
このタイプでもダメとなる方があります。
「最初は、お試しなんだから弱めにして渡せばいい」
そんな風に考える販売店もあるのですが、
テレビ、お芝居、を楽しみにされるとなった場合、
ある程度の効果を出さないと、「意味がない」と
なってしまいます。
補聴器の貸し出し時に見ていただきたいポイントは、
「周囲の音がどうであったのか?我慢できるレベルか?」
「継続して着けてみようと思えたか?」
「操作面で扱えそうか?」
大きく見て、この3点だと思います。
この点から言うと、今回のお客様は、今のままの
貸し出し補聴器では「難しい」と言わざるをえません。
・周囲の音が気になる
・直ぐに外してしまう
・自分でつけられない
・汗による影響が心配
今回、これらを踏まえて、別の補聴器を貸し出しました。
耳を塞ぐとだめなご様子でしたので、耳あな式でも
比較的隙間(空間のある補聴器)をためしましたが、
余りうまく行かず。
最終的には、耳かけ式補聴器のチューブを
「オープン」と呼ばれる細いチューブに変更し、
耳元でも響きにくい設定にして聴いていただきました。
これなら「響かないし、違和感もない」とのお声、
いただきました。
貸し出し期間中に、”ダメなポイントを浮き出させる事”も
貸し出しのメリットです。
※次回お会いするのは1週間後となります。
<貸し出しにもルールが必要>
一部販売店の中には、「納得するまで売りません」と
されているとこともあるようですが、
当店の場合、独自に「3回ルール」というものを自ら、
ルール設定しています。
つまり、購入前の段階で、試聴、貸し出しのために
「4度目の訪問はしない」と。
何度も訪問して、”買わないとマズイ的雰囲気”をかもし
出すのが最も避けたい所。(お互いそうですよね。)
試聴期間は、完璧を求めるのではなく、あくまでも
今後も継続的に使えそうか、やってみようと思えるか?を
見る場。
機械を試すことももちろん、今後のフォローの点で安心して
この店に任せられるのか?を見ていただく場であると自身
では解釈していますので、3回でそれが伝えられなかった
とするなら、プロとしてはダメだと思います。
補聴器を本格的に使いこなす為には、少なくとも1ヶ月以上の
使用が必要です。
経験上、貸出期間の間に真剣に補聴器に取り組まれる
お客様は、正直、稀です。
貸し出しは「あくまで練習」
・補聴器を購入すると決心するお客様のリスク
・返金保証を設定するというリスク
※使用できない場合は2ヶ月以内に全額返金
私の意見では、ユーザーー側と販売店側が真剣勝負を
スタートするのは、あくまでも購入後であると考えています。
今回、途中経過を電話で伺うことにしましたが、
もしもうまく行かない場合は、今回はお見送りをお願いします。
※もちろん、他の販売店でのご試聴はおススメします。
(違う角度から入ると、合うこともありますので。)
本日は、補聴器の貸し出しについて、私なりの意見を書かせて
いただきました。
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編集後記
貸し出し中のお客様からこんな話も伺いました。
デイサービスの職員さんから言われたひと言だそうです。
「●●さんは、補聴器買うこと無いですよ。十分聴こえている
じゃないですか?テレビ聴きたいだけなら、安い赤外線のセット
を買えば1万円程度で売っていますから。」
毎日多くのご年配の方と接しているからこそ出る言葉だと
思うのですが、ここで質問したいのは、
「いつも利用者さんに普通の声で話しかけていますか?」
「大きな声になっていませんか?」ということ。
大きな声で話しかけることが普通になっておられると、
「聴こえておられる」となっても不思議はありません。
こういった勘違いをされている高齢者施設の関係者の方々が
多く存在することは、間違いない事実です。
9月に出版する本では、介護施設関係者の方にも読んでいただくこと
念頭に執筆しておりますので、ご覧いただけると嬉しいです。
本日は長くなりましたので、この辺で。
関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!