【ヴィッカース バイカウント】 LOTポーランド航空塗装 | 仙南飛行俱楽部

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【ヴィッカース バイカウント】 LOTポーランド航空塗装
  (herpa Wings 1/500)



初飛行:1948年
乗員:2名
座席数:最大75席 ...
最大速度:563km/h
航続距離:2,776km

イギリスのヴィッカース・アームストロング社製の旅客機である。

世界で初めての、ターボプロップ方式旅客機として有名である。
ターボプロップとは、ジェットエンジンで圧縮した空気で、
プロペラ用エンジンを回転させるものである。
音が静かで、より高空圏での高速飛行が可能だった。
また燃費効率も高いという効果があった。
現在でも、プロペラ式旅客機の大半に採用されている。

ヴィッカース バイカウントに採用された、
バイカウントエンジンは、信頼性が高く、
メンテナンスも容易だった。

客室内は、完全に与圧化されていた。
外気圧に左右されない、
乗客は 快適な居住空間で過ごす事ができた。
急減圧の心配もなく、高空の飛行を可能とした。

全日本空輸では、スチュワーデスに、
「下に見えますのが先に出発しました、日本航空のDC-4でございます」
と機内でアナウンスさせて、その優位を誇った。

日本においては、全日本空輸(後の全日空)が、
1961年に東京~札幌間に導入した。
エンジン音が静かで、高速で高空を飛行した。
ヴィッカース バイカウントを導入した全日本空輸は、
一躍業績を伸ばす事が出来た。