4年ほど前、Youtubeで見つけて、デビューアルバム(2017)を買ってみました。
当時は、ルノーから毒気を抜いて優等生にしたような感じで、ちょっと物足りない気がして、2、3回聴いただけでした。
最近ルノーづいているので、「そういえばルノーに似た声の若い歌手がいたな」と思い、久しぶりに聴いてみました。
改めて聴くと、ジワーっとくる感じで、なかなか私好みです。
デビュー・アルバムのタイトル曲にもなった"Pourvu"
同じくデビュー・アルバムから、クリオ(Clio)とのデュエットで"Mon rameau"
同じ2017年には、ジョニー・アリディのトリビュート・アルバムにも参加しています。
あれ、これって「朝日の当たる家」ですよね。
2019年にはこんな曲も歌っていました。
La Valse À Mille Temps(華麗なる千拍子)。
2021年の最新アルバムから、"Ta Place dans ce Monde"
800人のコーラスとの共演です。
ネット情報によると、Gauvain Sersはルノーに見出され、ルノーのPhénix Tour(2016年〜2017年) 95公演でオープニング・アクトを務めました。
ベレー帽と口髭は、ルノーのスタイルを真似たものだそうです。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Gauvain_Sers
https://www.cheriefm.fr/artistes/gauvain-sers/actus/gauvain-sers-qui-est-l-heritier-de-renaud-355416
初めて聴いた時にルノーを思い起こさせたのには、そんな理由があったんですね。
これは、昨年オランピアでルノーと共演したときの映像です。
ルノーの声と歌い方が30年前のオリジナル録音とはかけ離れており、オリジナルのように歌おうとしているGauvain Sersが歌いづらそうで、ちょっと笑ってしまいますね。