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さいたまベースのHobbyでGo!

無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

久しぶりにRCネタです。

 

・・・と言っても最近は全くラジコンやっていません。

飛行機を飛ばしに行くにも、飛行場は灼熱地獄で

生命維持できる自信がありませんし・・・

屋外サーキットも全く一緒!

 

と、そんな感じでラジコンからは些か離れた毎日

を過ごしておりましたが、本日は約半年前に製作を

お願いしていた「タグボート」が完成したとの

連絡をいただいたので、

引き取ってきました。

 

製作をお願いしたのは以前所属していた「北坂戸

RC飛行機クラブ」メンバーのNさんです。

 

「北坂戸RC飛行機クラブ」は既に解散しましたが、

Nさんとはラジコンやその他の趣味関係で

今でも遊ばさせていただいております(笑)

 

そんなNさんですが、RC飛行機やRCカー、RCボート

を飛ばしたりすることよりも、製作することが大好き

な人で、またプラモデルなどもHobbyJapanなどの

模型雑誌に掲載しても決して見劣りするレベルでは

なく、むしろ作り込みなど含めてもはや職人というか

プロレベルの方なので、いろいろとお世話になって

おります(笑)

 

さらに、Nさん、自身で製作したモノに対する執着心

(笑)があまりない方で、過去に結構いろんなモノ

をいただいちゃっております(嬉)

 

例えば・・・

 

 

数年前にいただいた今は無き、テトラの飛燕10!

バルサキットに絹張かつドープ仕上げの未飛行な

新品の機体です(笑)

迷彩塗装も塗装仕上げ。

キャノピーの枠はアルミテープを貼ってリベット仕上げまで

行っておrます。

ずっと吊るしてあったので、日焼けして日の丸の赤が

一部褪せてしまって(白丸になってしまった(笑))

箇所などありますが、飛ばさないということなので、

ただでいただいちゃいました。←ありがとうございます(笑)

またこの機体に搭載するOSの10エンジンもセットで・・・

太っ腹です!!

その時は自分もすぐに飛ばそうと思ってましたが、

あまりにももったいなくって、既に数年写真のように

部屋に吊るしてますが・・・

 

 

最近いただいたのがコレ↑

どこかのガレージキットを作ったものとのこと。

 

 

かなり細かく作り込まれていますが「欲しけりゃあげるよー!」

と、仰っていたのでありがたく頂戴しました(笑)

 

この他にも、製作中に例えばボディ塗装が気に入らない

(うまく塗料が載らなかった)などの理由で、製作ストップして

放置プレイのモデルをいくつかいただいております。

・・・当人はこれじゃダメ!と言っている塗装仕上げも、自分の

ような素人からすると十分すぎるほどキレイな塗装なんですが・・・

・・・もはや職人以外の何物でもありませんね(大笑)

 

そんなNさんですが、本日も伺うとタミヤの

「ロータススーパーセブン」と同じくタミヤの

「ロータスヨーロッパ」を製作していました!

本人曰く、ホビーオフで安かったから暇つぶしに作って

るんだよー♪と言ってましたが、相変わらず半端ない

作り込みで、エンジンなんかはエッチングパーツや

金属製のフェンネルなど作り込んでいて

「ここまで作っても見えなくなっちゃうんだよな~」と

言いながら、壮絶に細かく作り込んでました(大汗)

ボディもツリンツルンテカテカで、デカールの段差も

判別不能!

まさにプロモデラーと言っても差支えない状態でした。

(機会があればNさんの工房や作ったもの

紹介します(笑))

 

・・・とそんなNさんですが、ボート(船)の製作も

超絶に上手なんです!

 

ホビーオフで、ディアゴスティーニの「週間タイタニック」

全巻が安く売ってたから買って、暇つぶしに

作っているんだよ!

・・・と、言っていたタイタニックは聴くところによると

週間シリーズで一番初めの頃に出たモデルで、

図面通りの寸法はめちゃくちゃ。

寸法違いのパーツのてんこ盛りで、多くの人が

製作放棄したシリーズだそうです。

(今は違うのでしょうけど・・・)

そんなタイタニックもまだ完成はしていませんが、

概ね船体は完成して、直近ではエントツなどを

作っていました。

ところがこのエントツも図面とパーツの大きさが

全然違って全く使えなかったらしいです。

そんなわけで、エントツからエントツに付く梯子も

ぶつぶつ文句を言いながら(笑)フルスクラッチで

作っていました!

当人曰く「こんなにひどいのは絶対に初心者さんは

造れない!」とのことでした(笑)

 

・・・と、また話は逸れてしまいましたが、そんな

Nさんに製作していただいたのは斎藤製作所の

「T-1スチームボート」です。

 

 

「ほびでご」は昔からライブスチームに興味があり、

特にアスターホビーのライブスチーム蒸気機関車など

一度やってみたいと思ってました(汗)

 

ただアスターの製品は、まずお値段が超高価ですし、

些か安いキット版も販売されているようですが、

それでも高価です。

さらに、Gゲージとなると、屋内で走行させるのは

不可能で、屋外必須となりますが、それでも相当な広さが

必要になる・・・など楽しむには非常に敷居の高い

世界であります。

 

そんなわけで、制約の少ないライブスチームシップ

ならば、どこでも走らせられるし比較的お求めやすい

価格だった「T-1スチームボート」を数年前

(5~10年前?)に購入しました。

・・・とはいえ、買ったら買ったでいつもの悪い癖。

そのうち作ろう・・・と考えて数年経過(汗)

 

 

半年前、Nさん工房で雑談中、「FRPの船体にスクリューの

シャフト穴開けるの難しそうなんですよねぇ~」なんて

雑談していたら、「穴あけくらいだったらやってあげるよ!」

とのお話でお願いしたのが始まりです(笑)

 

それから約半年、「穴開けたから船体は作っておくよー!」

になり、「ボイラーとエンジン載せとく(調整が必要なんで)」

を経過して、いつも間にか「甲板の擬装品も作っとくよー」

になって、フル完成となりました(笑)

・・・全くもってありがたいことです。

 

 

Nさん曰く、このキット、斎藤製作所は「ライブスチームシップ

初心者向け」と記載されていますが、初心者じゃ絶対に

造れないでしょうとのこと(大汗)

 

まずFRP製の船体が少しゆがんでいて甲板材と合わない

そうです。

 

また、図面記載のネジ穴の位置が違ったり高さが違っていて

スタンチューブとエンジンが接続できないそうです。

結局エンジン台座などはすべて作り変えているとのこと

でした!

それと船体外周のモール?も長さが足りず別途調達した

もので代用したとのこと。

 

・・・などなど、いろんな問題があって経験者でないと

ほぼ製作は不可能では・・・とのことでした。

(もちろん「ほびでご」は初心者なので

完成することはできなかったと思います・・・)

 

そんなNさん製作の「T-1スチームボート」の出来栄え

は完璧です!

 

 

喫水線もキレイに塗り分けていただきました。

・・・昔は塗り分ける工具があったらしいですね・・・

 

 

擬装品も完璧です。

 

 

ボイラーはこんな感じです。

下に皿を入れて燃焼させます。

 

 

初心者向けのスチームエンジンなので、

ピストンバルブ式1気筒。

スロットルコントロールや後退切替は不可能なエンジンです。

 

 

ラダーはまだ搭載していません。

サーボ積んでリンケージしたら搭載します。

 

 

シンプルな船ですが、これでライブスチームの勉強を

したいと思っています。

 

 

火を扱う船かつ、昨今の炎天下でやると生存維持する

自信がありませんので、涼しくなったら試運転してみたい

と思っています。

 

それにしてもNさんの製作技術は半端ないです。

Nさんがこのブログを見ることはないと思いますが、

あらためまして厚く御礼申し上げます!

 

・・・というか、また遊んでくださいませ(笑)

 

今回は久しぶりにRCのネタでブログ書いてみました。

はぁ~もう毎日暑くて死にそうです・・・

皆さまもご自愛くださいませ。