RAY・X-203 起動!  | さいたまベースのHobbyでGo!

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無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

 

RX-78ガ●ダム・・・じゃなくって、RAY・X-203・・・

なにやら連邦の白い人型兵器のような形式名ですが・・・

 

実は・・・コレ↓

 

 

MS-06のモノアイです(笑)

 

ぢゃなくって・・・

 

40後半~50代くらいの方なら知ってるかも!

そうです。

RAY・X-203」こと、MGCの「シューターワン」です。

 

先日、地元の模型店でジャンク品ということで、懐かしさのあまり拾ってきました(笑)

 

シューターワンは、今は亡きモデルガンメーカーのMGCが1983年~84年ころに発売した

モデルガン用シューティングデバイスです。

(2018年4月29日のブログにも記載しています♪)

 

構造はモデルガン発火時に銃口から噴出するマズルフラッシュに含まれる赤外線を感知

してターゲット前面のプレートが可倒する、モデルガン専用のシューティングターゲットということに

なります。

 

 

どんな風に動くのかというと・・・

CHPシルエットターゲットペーパーを装着した場合↑

 

 

ターゲットを狙ってモデルガンを発火!

 

センターの受光部に弾(赤外線)が命中すると、写真のように可倒します。

ただし、倒れたまま保持されるわけでなく、瞬時に戻りますので、

連射すれば「パタパタ」と可愛い動作をすることになります(笑)

 

さてさて、このシューターワンのジャンク品ですが・・・

 

 

おおっ!!

こんな箱に入ってました・・・

懐かしすぎて、涙がちょちょぎれます♪

って、40年弱も昔の製品なのに、無茶苦茶程度いいぢゃないですか!

 

ついでだから、箱の周囲もご紹介(笑)

 

 

背面はこんな感じ。

使い方解説や切り取り式のターゲットプレートが印刷されています・・・が切り取れませんよねぇ~

・・・「全国ネットのMGC直営店」っていうのが郷愁を誘います。

まあ、このころは確かに、今の「東京マルイ」みたいな立ち位置でしたけど・・・

 

 

横はこんな感じ。

オートマチックやショットガンも使えるの記載が・・・

まあ、確かにショットガン(当時はレミントンM31の樹脂モデルが全盛でしたか)は使えたと

記憶していますが、オートは素のままでは厳しかったですね。

おかげで、GM-5ガバメント用のシューティングデバイスである「レッドポイント」や

「エイムポイントじゃなくって・・・エースポイント」が発売されましたね。

 

 

反対側はこんな感じ・・・って、おや?

この方は?

 

 

左の方ですが、現タニオ・コバの社長である小●太三氏ですね。

当時はMGCのデザイナー兼副社長でしたっけ?

お若いですねぇ~

ちなみに右の方は・・・よく分かりませんが、もしかしたら現WAの社長の●本圭一氏

でしょうか?

さらに箱の前面は、イチ●ーナガタ氏でしょうか?

違ったらすみません・・・

 

さてさて、ジャンク品とのことでしたが、中身はどうでしょうか?

 

 

なんとまあ!

パイソン6インチの付いた、フルコンプリート状態でした。

 

箱には「発売記念・割引セット」とありますので、最初期の製品かと思います。

 

「ほびでご」も当時真っ先に購入しましたが、その時は「ヘビーマグナム」(※なんだか

形状が中途半端なハイウェイパトロールマンのような44マグナム・ちなみに当時M29の

名称ではなかったですね)版でした。

 

さてさて、それでは付属の懐かしいパイソンを見てみましょう。

 

 

おおっ~結構重いしカッコいいですねぇ~

 

 

SPGマークがおもいっきり入ってますが、形状的には現在のモデルと比べても

遜色ないような気がします。

 

 

ABSの地肌そのままですが、磨き込んでみたら、サイドプレートにカートリッジが映り込む

くらいまでになりました(笑)

 

 

ランパントコルトのマークもしっかり入ってますね。

シリンダーノッチのキズは仕方ないですか・・・

 

 

パイソンは4インチが一番人気があるらしいですが(某マンガの影響?)

せっかくのベンチレーテットリブですから、6インチあたりが一番見ごたえがあるように

思えますが、いかがでしょうか?

 

 

パイソンの刻印もきっちりと入っています。

ただ残念なのは、片側のベンチレーテッドリブに射出成形時の痕でしょうか?

若干ですが丸い痕が残ってしまっている点が残念ですね。

 

 

一応、発火経験はあるようですがシリンダー内のファイアリングピンやフォーシングコーン

内を見ると、せいぜい発火したとしても1弾倉(6発)くらいかもしれません。

40年弱経過していますが、ちょっと磨いたら、かなりキレイになりました♪

 

 

カートは磨きを入れましたが、特に発火の痕跡は見受けられませんでした。

 

 

新品カートを後から購入したのでしょうか?

700円だったみたいですね(笑)

 

・・・ということで、一応状態確認と清掃のため分解してみましたが・・・

内部構造は完全オリジナルですねぇ~。

メインスプリングは板バネじゃなく、コイルスプリングだし・・・

しかし、まあシューターワン対応のため発火性能重視したメカニズムにしたとの記事を

どこかの雑誌で読んだような気もしますが・・・作動は全く問題ありませんでした。

 

・・・いや、分解は容易でしたが「トリガーバー」の組み込みには結構苦労

しましたけど(汗)

 

ということで、ジャンク品とのことでしたが、パイソンについていえば分解清掃したところ

何の問題もなく、また発火痕跡の少ない極めて程度の良い個体で超ラッキーでした♪

 

ではでは、続いて「シューターワン」本体はどうでしょうか?

動かなかったら、単なる四角いプラスチックゴミですが・・・

 

 

たぶん当時モノ?単一電池4本が付属していましたが、電極がドえらいこと

なってましたので即廃棄!

新品電池(一応アルカリはやめてマンガン電池)を購入して、電源オン!

 

モデルガン発火!!

・・・といきたいところではありますが、後の清掃がめんどくさいので、

テレビリモコンでチャレンジ

 

リモコンを向けて電源オン!

 

・・・パタっ

 

おおおおっ!

全く問題なく動くじゃないですか!

いやぁ~懐かしいなぁ~

モデルガンバンバン撃っていたころを思い出しますねぇ~

 

とそんなわけで、ターゲットは問題なく動くことが確認できました。

 

 

いやぁ~今回、ジャンク品ということで値段は安かったけどチャレンジングな購入

しちゃいましたが、思いのほか程度が良くて、超ラッキーでした!

 

・・・以前持っていたシューターワンはかなり前に売ってしまいましたが、今回は

手元に置いておいて、モデルガン発火の際に遊んでみようと思います♪

 

そういえば、最近個人の方?が、?シューターワンに似た

モデルガン発火のシューティングデバイスを販売されているとか?

 

時代は巡る・・・わけでもないかもしれませんが、もしかしたらより精度の上がったモデルガン用

シューティングデバイス(ターゲット)が出るかもしれませんね。

 

そうしたら、モデルガンのシューティングマッチがまた盛り返したりして・・・(笑)

 

BB弾のエアガンとは違い、モデルガンの場合は弾が出ないだけで実銃と同じアクション

が再現できるので、よりリアルなシューティングマッチができますしね(笑)

 

いやー面白いなぁ~♪