久しぶりにマルシン工業の本気を見たような気がします!
・・・って、一体何のことかといいますと・・・
マルシン工業製のエアソフトガン コルト アナコンダ レガシーエディションです!
本銃は2月下旬に発売されましたが、3月初めに自分が気づいたときには、もうほとんど
どこのショップにも在庫がなくなっていました(汗)
いやー・・・手に入らないとなると、ますます欲しくなるのが悪い癖(笑)
探しに探して、やっと見つけて購入してきた次第です。
なんでもそのショップも1丁しか入荷しなかったとのことなので、果たして今回何丁生産された
のでしょうか?
・・・と、そんなアナコンダレガシーエディションですが、本銃は1994年にアメリカ歴史財団という
団体から1000丁限定で販売された「記念モデル」のようです。
現在でも、アメリカの中古銃器サイトを見ると、4000ドル近い値段で売買がされているようなので
50万円弱で取引されているようですね。
ベースモデルはもちろん、米コルト社の44口径リボルバー(アナコンダ)※写真は実銃
パイソン・キングキングコブラの後継モデルとして、1990年にデビューした同社初の44口径かつ
蛇シリーズの大型リボルバーですが、他の銃器メーカーより発売が遅かったため今一つ影が
薄いモデルのようです。
実銃は基本的にスチール製は存在していなくて、ステンレス製でシルバーカラー(ステンの地肌)
もしくは狩猟用に迷彩塗装されたモデルが流通しているようです。
マルシン工業製のアナコンダは、8mmBB弾が発売された初期(20年くらい前)から、モデル
アップされており、現在でも、様々な銃身長のモデルに加えて、ABSシルバーモデル、ヘビーウェイト
モデルなど数多くラインナップされているのは、ご存じの通り。
「ほびでご」もかつては最初期版の8mmシルバーモデルを持っていたこともありますが、とうの昔に
オクで処分してしまいました(笑)
そんなアナコンダの限定モデルである(レガシーエディション)ですが、昨年の半ばに告知されて
半年以上経過しての2月下旬にやっと発売されたようです。
シルバーとブラックの2種類のバージョンがあります。
今回「ほびでご」が購入したのはブラックバージョン。
ただブラックといっても、実際にはガンメタのような美しい塗装が施されており、見る角度によっては
シルバーのようにも見えるモデルです♪
材質はヘビーウェイト製で、1kg以上のかなりの重量があります。
また、仕上げの美しい木製グリップも標準で装着されています。
左側のグリップ中央にはアメリカ歴史財団のマークでしょうか?
限定品らしいメダリオンが装着されています。
このグリップで面白いのは左側にネジ穴が存在しないこと。
これは分解してみてわかりましたが、右側のスクリューはこのメダリオンにネジが切って
あってそれで絞め込み固定しているのでした。
トリガー、ハンマー、サムピースはゴールドメッキが施されています。
ハンマーのパーティングラインは基本的には消されています。
・・・が、しかしまあよく見れば少し残ってしまっているのはご愛敬・・・
なんと!トリガーの裏側のパーティングラインも処理されています。
マルシン工業のエアガンでここまで手の入ったものは珍しいのではないでしょうか?
いうまでもなく、トリガーガードの裏側もキレイにパーティングラインが処理されていますので、
本銃に至っては、かなり手の入った仕上げになっているようです。
バレル左側には金色の派手な刻印が入っています。
THE LEGACY EDISHON / ONE OF 1000 とあります。
これは実銃と同様。
対して左側は極めてシンプル。
金の墨入れの刻印は実銃と同様ですが、一部の文言がMARSHINに置き換えられている
のは少々残念なところ・・・
カートリッジは新型Xカートになります。
銅色の弾頭部分がかなりリアルにできていて、また重量もかなりあります!
・・・それにしても、この色合い、本当にきれいです!
シリンダー部分の光沢やサイドプレートの反射具合など、スチールブルーかかった良い色合い
ではないでしょうか。
カートリッジはシリンダー前面に面一になります。
超昔のデジコンビッカ弾(0.25g)鉛色を装弾してみました。
・・・ここが白色BB弾だと興ざめしちゃいますので・・・(笑)
といっても、今では貴重なBB弾なんで、おもに写真撮影用です(笑)
右側は本当にシンプルです。
このグリップですが、ガスタンクが内蔵されているので、太いことは太いんですが、ノーマル
グリップよりは細身なんで、けっこう握り心地は良いです♪
一番残念?なのがこの箱。
銃身長の関係なのか?左先端部分が継ぎ足しの発泡材になっています。
ノーマルのアナコンダよりほぼ倍近い価格なので、収納箱ももっとこだわって作って欲しかった
ですね・・・
8mmBB弾ブローバックオートマグ最初期版はハードケースでしたし、シグP210も当初は
作りの良いハードケース(実銃用?)でしたので・・・
さてさて、肝心の実射です。
もともとバンバン撃つエアガンではないので数発試射しただけですが・・・
初速は0.2gBB弾でおおよそ80m/s前後。
5mのグルーピングも4~5㎝程度なので、おおむね優秀かと思います。
ただし、タナカのペガサスとは違い、ガスタンクがグリップにあるオリジナルメカなため
ダブルアクションのトリガープルは重い、シングルでも切れはそんなに良いとは言えない・・・
といった代物です(汗)
しかし、まあこれは仕方ないことですけど(笑)
マルシン コルト アナコンダ レガシーエディション 表面仕上げの色合い、パーティングライン
の処理・・・などなど
今回のエアガンは相当気合が入って作られたような感じがしました。
そういえば、こうした限定モノで昨年か一昨年に発売されたコルトM1911の100周年記念
モデル(モデルガン)はフレームの造形がM1911ではなくてA1になっているなど些か残念な
感じでしたので・・・
その反省を生かしたのかどうかは分かりませんが、今回の作品は「マルシン工業の本気」を見ました!
まだ、市場在庫があるのかどうかわかりませんが(って、そもそも限定版なのか?)もし見かけたら
手に入れておいて損はないコレクターズアイテムかと思いますよ(笑)
値段が高いとは言っても、WAのエアガンに比べれば安いと思いますしね(笑)
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