SeaWind デビュー! | さいたまベースのHobbyでGo!

さいたまベースのHobbyでGo!

無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。


SeaWind・・・といっても京商のヨットではありません(笑)

イメージ 1

実機はSeaWind300Cという水陸両用の飛行艇です。

イメージ 2

6月3日~5日まで行われた北志賀・野尻湖遠征に、SeaWind飛行艇を持ち込みました。

今回の遠征に先立ち、当初は先日組み立てたSandBird飛行艇を考えてましたが、
あまりの不甲斐ない状態&飛行特性のため、急遽断念。

それならば、昨年のtidewaterにするか?
いや・・・tidewater飛行艇もよく飛ぶんですが、パワー感が今一つで、どうにもつまらないので没。
・・・かといってGPマッキM33も禁止されているので、飛ばす機体がない。

仕方ないので、以前から気になっていたST-modelsのSeawind(引き込み脚版)を急遽ラジコン1より調達した次第です。(←金欠になりました)

ラジコン1ではこの引き込み脚仕様(ST-mdels)Seawindのほかに、リトラクトなしの
Seawind(確かダイナム製)もあります。

イメージ 3

さてST-modelsのSeawindですが・・・
すごくよく出来ていてスケールの再現度抜群です♪

電動脚にはダンパーが付いていて、路面からのショックを吸収します(笑)
フロント脚の格納カバーも可動します。

主翼スパンは1460mmですが、ネジを使わずワンタッチで2分割可能。
あっいや、フラップのロッドを固定するのにドライバーは必要ですが・・・

さらには翼端にはLEDが3灯×2付いています!

イメージ 4

バッテリーの出し入れは、実機と同じくキャノピーを開閉して行います。
マグネット脱着式のシートも4席分付いていますので、実機は4人乗りなんですね(笑)

冒頭の実機写真と比較しても、かなりの再現度だと思いませんか♪

バッテリーは3セル2200mAh。

さてさて、早速の初飛行です!

しかし、野尻湖はあいにくの強風。
・・・しかし飛ばせないようでもなく・・・微妙な感じでした・・・

まずはちょっと水上を走らせてみよう・・・(やめときゃ良かった・・・)

野尻湖の入り江は実艇ヨットやカヌーなどの入水のため舗装されたスロープに
なっています。
まさに、電動リトラクト仕様のSeaWindにはお誂え向きな環境です♪

マリンハウスの前から脚を出してスロープから入水。
水に浮かんだら、脚を引き込みます。(脚を格納すると、後端から水中舵が自動で
出ます)

おおっ!かっちょいい~

しかし・・・う~ん・・・風が強くて舵が効かない・・・
なんてことを繰り返しているうちに、このまま上げちゃうか!とスロットル全開!
些か、波でバウンドしましたが、簡単に離水しました!

おっ!
簡単に飛ぶじゃん!
と思った瞬間、横から強風を食らって180度横転。
うわっ!
やっちまった、墜落か!
瞬間エルロン全開に切ったのが良かったのか水面ギリギリで正立に戻ったものの
叩きつけられるように着水しました・・・(なんか変な音がした・・・)

恐る恐る機体を戻してみると・・・
ホッ、なんとか無事だったか~
・・・と思いきや・・・

イメージ 5

うぎゃー!
プロペラで胴体上部をグッサリ切断してしまいました・・・(泣)
(写真だと大したことないように見えますが、かなり大胆に穴が開いてしまいました)

それにしても、どう検証してもプロペラ(フレーム)が胴体に干渉するような
柔らかさでなく、またモーターポット周辺や尾翼周辺にも衝撃でEPOが撓んだ形跡がないのが皆目疑問ですが、結果としてこんなに深く穴があくまでプロペラが振れるほどの衝撃だったということですね(汗)

幸いそれ以外はダメージはなかったようで、応急処置として絆創膏もとい透明テープ
で防水処理をして、復活です(笑)。

その時の動画をアップしました。
よろしければ、ご覧ください・・・(泣)

取り合えず、夕刻風がだいぶ収まってきたので、飛ばしましたが、上げたらやっぱり
そこそこの風で飛行特性なんかまったくわかりませんでした(汗)

イメージ 6

翌日早朝。
昨日とはうって変わって無風です。
湖面も鏡面になっています。

いざ、Seawind出陣です。
昨日のようにスロープから入水し、水面を走らせます。
舵の効きは十分。

いざテイクオフ。
主翼左右にウイングレットが付いているので、加速中に湖面に触れるとスピンもしくは回頭状態になるので、離水は少々難しいです。

しかし、飛び上がれば機体は素直。
舵の切れも翼面が大きいいためかかなり緩慢な動きです。
モーターパワーも充分です。
ロールは動きがもっさりしているので側転、背面時にラダー・エレベーターを入れないとバレルロールになってしまいますが、やることは可能でした。

ゆっくり、湖面低空を旋回させると、なんとも本物の飛行機のようでカッコいい!
音も大変静かでした。

フラップは2段階の設定をしましたが、下げればゆっくり失速することもなく着水は容易です。

そのまま水上を走らせて、スロープ手前で脚を出して上陸。
マリンハウス前までタキシングです。

飛行動画を編集しました。
ご覧いただけましたら幸いです。

イメージ 7

いや~なんとも実機感満載の楽しい飛行艇でした。
離水時に若干のクセがあることを除けば、非常に飛ばしやす機体といえるかと思います。
風には強くありませんが、水上でも陸上でも楽しめる(スロープがあれば本物のように入水できる)良い機体でした。

イメージ 8

以上、SeaWindのレビューでした。

さあぁ~て・・・胴体の穴でも直すかなぁ~