究極のハンドメイド電動RCバイク「Kobayashi Models KSR-4」が、先月納車されました。
小林氏とは何度かRCバイクの集いであるRCMJのイベントでお会いしていましたが、昨年5月に開催されたRCMJ全国ミーティングで今回のKSR-4をオーダーし、当初の予定通り先月上旬に納車となりました。
KSR-4はKobayashi Modelsの小林氏が2ヶ月に1台のペースで生産している究極のハンドメイド1/5スケールRCバイクです。
以前、ラジコン誌に取り上げられたこともあり、RCバイクを楽しんでいる方はご存知の方も多いのではないでしょうか。
その作りは小林氏が長年に渡り、改良に改良を重ねて作り上げた素晴らしい完成度で、走らせるのを躊躇うほどの出来栄えです。
納車から約一月、どんな塗装にしようか悩みに悩み、なかなか製作に取り掛かれていませんが、作る前の状態を記しておきたいと思いまして、今回は徒然なるまま紹介したいと思います。
ちなみにKobayashi ModelsのWebサイトを見ると現在納車待ち9名、今注文しても2015年9月以降の納車になるようです。

注文後、小林氏から何度かの連絡をいただきまして、オーダーから8ヶ月後の2月5日にこのような箱が届きました。

中身は丁寧に緩衝材に包まれたKSR-4が準完成の状態で入っています。

そのほか結構分厚いマニュアルとDVD(中はまだ見ていません)、各種パーツが入っていました。
基本的には組み立てキットとなりますので、タイヤやホイール、モーターやアンプ、サーボなどは別途用意しなければなりません。

フロントブレーキはフローティングマウントのカーボンディスクブレーキ(左右ダブル)でキャリパーをワイヤー引きで締め付けます。

カーボンかつフローティングマウント、キャリパーの形状も実車を模しており実車バイク乗りとしては非常にくすぐられるポイントです。(笑)

フロントフォークはKobayashi Modelsが別途販売している倒立フォークを装備しています。またアルミ削りだしのトップブリッジなど作りは素晴らしく見ていて飽きません。

フレームはアルミの実車でいうところのダブルクレードルタイプになるのでしょうか。
マスプロダクションであるサンダータイガーのドカやZHレーシングなどのモデルはアルミやカーボンの板の組み合わせで、実車フレーム造形とは大幅にかけ離れていますので、この形状はたまりません(笑)。
特にステアリングピポッド近くへ続く箇所などはそこそこ厚みのあるアルミですが、綺麗に絞られており、美しいの一言に尽きます。

スイングアームは下部に補強の入った形状で、これも実車ライクな造形です。

リアサスはリンクを介して結合していますので、この点も実走と改良を重ねた小林氏こだわりのポイントでしょう。(笑)
さて、ざっと車体の構成を見てきましたが、本モデルの一番のポイントはライダーフィギアとハングオンアクションかと思います。
ハングオンするRCバイクは京商のハングオンレーサーや最近では東京マルイのストリートレーサーがありますが、どちらもライダーフィギア自体プラスチックの塊で、遠目はともかく近くでみると興醒めしてしまいますが、KSR-4のライダーは本革つなぎを着ているまさに本物です(驚)。

実物のつなぎと同じく腰周りのシャーリングや縫い目など、まさに本物を小さくしただけの作り(縫製)となっています。
このライダーがステアリングと連動してハングオンする姿は、近くに寄っても本物の雰囲気満点です(笑)。
このライダーがステアリングと連動してハングオンする姿は、近くに寄っても本物の雰囲気満点です(笑)。
これだけを見ても相当な手間がかかる作業ではないでしょうか?
もちろん、この革つなぎも塗装しなければならないので、塗装の失敗は許されず緊張が強いられることでしょう。

このほか、オプョンのレーシングスタンドとステアリングダンパーも併せて注文しました。

カウルは一般的なポリカ製になります。先端は比較的傾斜していますので、今風の形のカウリングといえるのではないでしょうか?

そんなわけで、いろいろと思いつくまま書いて、気づけば提灯記事のようなKSR-4の紹介となってしまいましたが、本音のところ今まで手に入れてきた数あるRC製品の中でも最高の品(小林氏の対応を含めて)であったので、こうした紹介になってしまったといったところです(汗)。
しかし、始めは勢いでオーダーしたところ、正直「かなり高いなぁ~」とも思っていました。
でも実際この作りを見て納得です!!
適切なたとえかわかりませんが、ホビーの王者である鉄道模型は、真鍮製のHOゲージ蒸気機関車が平気で30万以上してしまう(Gゲージといわれるライブスチームなどは70~80万円以上、さらに人が乗れるものになると高級車なみ)ことや、同じRCでも飛行機など本格的な星型エンジンやらジェットエンジンまで達すると、それこそ100万を超えた世界になってしまうことを考えると、2ヶ月に1台の生産台数で完全ハンドメイドの趣味の品が、この程度の価格で抑えられていることはまさにKobayashi Modelsさんの良心かもしれませんね(笑)。
それでもあえて唯一欠点を挙げるとすれば、それはその素晴らしい作りにゆえに、それに見合った塗装をしなければならないプレッシャーと塗装の技量(笑)、また転倒してすぐにキズだらけになってしまうRCバイクにつき、気軽に走らせられず、ともすれば盆栽モデルになってしまうことも懸念されることでしょうか?(笑)
いずれにせよ、かくゆう自分もまた、PMタイヤ、8.5Tブラシレスモーター、サーボと組み立てる準備は万全ですが、未だに手を付けられずにいる一人です(笑)。
早めにカラーリングを決定して製作作業に入りたいのですが・・・・悩ましや・・・

<追記>
RCMJ関西地区は活発に活動しているようですが、関東地方のRCMJは最近ほとんど活動していないようですね。
RCMJ関西地区は活発に活動しているようですが、関東地方のRCMJは最近ほとんど活動していないようですね。
そこで関東地方のRCバイクフリークの皆さまにお尋ねしたいと思います。
5月~6月あたりでも、もし人数が集まるようでしたら、一昨年実施したNEXTサーキット(成田)あたりで関東ミーティングを行いたいものですね。
5月~6月ころだったら参加してもいいよ~という方いらっしゃいましたら、コメントいただけましたら幸いです。
そこそこ人数が集まるようでしたら、企画でも考えてみようかと思っています。
5月~6月あたりでも、もし人数が集まるようでしたら、一昨年実施したNEXTサーキット(成田)あたりで関東ミーティングを行いたいものですね。
5月~6月ころだったら参加してもいいよ~という方いらっしゃいましたら、コメントいただけましたら幸いです。
そこそこ人数が集まるようでしたら、企画でも考えてみようかと思っています。
エンルートさんどうでしょうか?