290mmのロングホイールベースの走りとは如何に?
というわけで、Street Jamのドリフトカー(OTA-R31 レクサスGS450h)を入手しました。
ちなみに作るのがメンドくさいので完成版のRTRになります(笑)

こんな感じの箱に入っています。
タミヤのXBシリーズと同じように側面から中が見えるようになっています。
それでは開封してみましょう。

黒い塗装のボディです。
政府要人専用車か、はたまたちょっと怖い方向けのクルマと言った印象です(笑)
黒色ゆえ少々糸キズが目に付きますが、まあこんなものでしょう。

クルマの後ろにプロポ、車体の下にマニュアルなどが入っています。

プロポは2.4Gになります。
ん・・・しかしどこかで見たような・・・
おおっと!秋葉原の某RC店で激安価格にて入手した変な名前のRC「轟魁GO-KAI」に付属していたものと一緒のようです。

そのほかにはドリフトタイヤと・・・

電飾用のライト周りのパーツが付属していました。

レクサスGS450hです。
結構実車のイメージを良く捉えているように思いますがどうでしょうか?
少しボディが高い位置にセッティングされているので、若干下げるもっとカッコいいかもしれません。

別アングルからもう一枚。
ホイールベースが長いです(笑)
実車の場合、2950mmだそうですので、1/10スケールで290mm。
ほぼ実車どうりのバランスになっているのではないでしょうか。

ホイールベースを比較してみました。
右はエンルートのドリフトカー(XJR)で、左が今回のストリートジャム。
XJRは通常の260mm幅のホイールベースになります。
実際には30mm程度の差ですが、こうして比べてみると結構違うように見えますね。

シャーシーは灰色の樹脂製になります。
ストリートジャムのWebサイトを見ると、RTRではかなり簡素化しているようで、キットはDupont社製樹脂なのに対して、この灰色版は樹脂からして違うようです(笑)

アンプと受信機です。
シャーシーの幅が細いため、アンプが完全に収まっておらず、横からはみ出ています(笑)

3ベルトドライブシステムになります。
ターンバックル等が調整できない樹脂一体モノになっている他は、基本的にはキット版のOTA-31Rと同じものだと推測されます。
あっ、いやキット版はフロント・リアともボールデフが装備されているようですが、RTRはフロントがギアデフでリアがソリッドアクスルに変更されている点も違いますね。

ベースがドリフトカーだけあって、切れ角は抜群です(笑)
ちなみに写真のタイヤは多分グリップ用だと思いますが、(上記の通り、ドリフト用が付属しているので)中途半端に固くて変なコンパウンドです(笑)
まだ走らせていないので分かりませんが、多分グリップはせず、かといってドリフトでも中途半端に滑らず・・・といったところでしょうか!
「このタイヤで、どないせいっちゅうねん!」

ダンパーは一応、オイルダンパーのように見えます・・・が動きはぽよんぽよんしていますので、分解メンテは必須のようです。

スパーギアは48Pの86Tのようです。ピニオンは数えていないので分かりませんが・・・
サーボホーンからステアリングワイパーまでは写真のような樹脂製のロッドで連結されています。
室内で軽く走らせてみたところ、後舵が若干残るような感じでしたので、このあたりももしかしたら調整などが必要かもしれません。

そんなわけで、興味本位で入手してみましたが、どうでしょうか?
まだきちんと走行させていませんので、何とも言えませんが、ボディのスケール感やシャーシーの作りはそこそこ良いように感じました。
このクルマの売りはロングホイールベースなことです。
通常のクルマよりも30mmホイールベースが長いので、ドリフト走行では多分挙動が穏やかになりコントロールしやすくなるのではと想像していますが、実際はどうか気になるところです。
逆にあえてドリフトでは使わず、ブラシレスを入れてサーキットでグリップ走行なども人と違って面白いかもしれませんね(笑)
(グリップの場合、リアのソリッドアクスルが気になりますが・・・)
最近ヨコモあたりもロングホイールベースを発売する(している?)ので、トレンドになりつつあるのでしょうか?
今後の流れに注目してみたいと思っています(笑)
以上、Street Jamのドリフトカー(OTA-R31 レクサスGS450h)の走行前のレビューでした。
(このクルマのレビュー、あまりWebに載っていないので人気ない(売れてない)のでしょうか・・・・気になるわぁ~)