HPIの1/12電動RCカー、「ミニトロフィーデザートトラック」です。

2~3年前の製品のようです。
サイズは1/12ですが、実車TSRデザートトラックをモデルとしているので実質1/10のRCカーより大きいです。
先日、埼玉の東松山にあるHPIの直営店に初めて行ってきました。
特に目的もなく行ったのですが、いくつも展示してあるHPIのRCカーの中で、一際異彩を放つ複雑なロールゲージ(バードケージ)に目を奪われ、さらにタミヤのXBモデルもビックリの安い価格(別の言い方をすれば投げ売りとも言う)に釣られてついつい衝動的に買ってしまいました(笑)
・・・そんなわけで、簡単なインプレッションをしてみたいと思います(笑)

プロポセットの完成品でRTR(レディトゥラン)の製品になります。
ただし、バッテリーと充電器は付属していませんので、別途用意する必要があります。
帰宅後、Webで調べたらブラシレスモーター搭載の2.4G版もあるようでしたが、今回入手したのはブラシモーターの27MHz版になります。

前知識は全く何も無かったのですが、HPIのWebによると実車TSAモータースポーツとHPIがコラボして、アメリカで人気のトラックレースに参戦している「トヨタ タコマ」をモデルとしているようです。
上記にも書きましたが、1/12ということですが、1/10よりも大きい感じです。
またトラックの荷台部分にはダミーではありますがスペアタイヤを2本積んでいて、いい雰囲気です(笑)

ボディカウルはキャビン部分とリアフェンダー部分左右2枚の計3つに分かれています。
そんなわけで、カウルを外すのもピンの数が多くひと仕事となります(笑)


このモデルの一番の特徴はボディまわりの複雑なバードケージ(ロールケージ)でしょうか。
昨年発売された京商のサンドバギーしかり、ヨコモのランドジャンパーなど、最近はロールケージのあるバギーが人気なのでしょうか?
コクピットのドライバーフィギアと合わせて大変リアルな造形です(笑)

ごっついシートベルトはサベルトあたり?(笑)
ドライバーとナビゲーションのコドライバーの2名体制で、雰囲気としてはBaja1000といったところ。
しかしせっかくよくできたコクピット&ドライバーなんですが、ボディカウルをかぶせるとあまり見えなくなってしまうのが残念です(笑)

バッテリーは荷台のタイヤが乗っている部分のフレームを開口することで入れることができます。
また15Tのモータが中央に搭載されていて、前後にユニバーサルシャフトで駆動が伝達されます。

このクルマのもうひとつの特徴が、リアサスのシステムです。
写真の通り、トレーリングアームとスイングアームがリンクした構造で、実車を模しているのかもしれません(笑)
ちなみに、ショック自体は樹脂製ですが、オイルダンパーでネジによる車高調整も可能となっています。

車体重量は結構ありそうですが、ショックがほどよい動きをしていて、路面のギャップをうまく吸収してくれそうな感じです。

タイヤはヨコハマの刻印が・・・
ブロックパターンも含めてリアルです。

ということで、超簡単にレビューしてきましたが、如何でしたでしょうか?
日本では馴染みの薄いレーサートラックですが、こうして見ると非常に面白いモデルと思いました?
まだ実際に走行はさせていませんが、ユーチューブなどのいくつかの動画を見る限りではなかなかの走破性を持ったモデルのようです。
ただ雰囲気として、起伏の激しいバギーコースよりも、メキシコのBaja1000のようなフラットなダートコースを疾走するのが似合っているようなマシンだと思います(笑)
そんなわけで、早速明日にでも、フラットダートを試走してみたいと思っています。