さいたまベースのHobbyでGo!

さいたまベースのHobbyでGo!

無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。

年が明けた2024年の正月休み。

相方と神奈川県にある某ディーラーへクルマの視察に

行ってみました。

 

お目当てはこのクルマ ↓

 

 

アルピーヌA110の限定車。

「ツール・ド・コルス75」です。

世界限定150台、日本割り当ては20台とのこと・・・

 

 

オリジナルは1975年のラリー、ツール・ド・コルスに参戦

した初代アルピーヌA110。

そのカラーをオマージュした限定車です。

 

発売は確か2022年ですが、既に中古車情報サイトに

数台掲載されている・・・

日本で僅か20台の限定なのに・・・これは何故??(笑)

 

それはさておき、わたくし・・・

ワークスマシンのレプリカカラー大好きです。

 

限定20台!

そんな希少なクルマが掲載されている・・・

これは是非とも現車を確認しに行かねば!・・・ということで、

新年早々にディーラーに訪れたわけですが・・・

いや一応ね!冷やかしと思われてもイヤなので

ポルシェ911で出かけたのですが・・・なんといいますか・・・

 

※ここからは些か苦言になるので、イヤな方は先に

飛ばしてください(笑)

 

まず、正月明けの平日(自分は正月休み中)に訪問。

ショールームには数名のお客さんを見かけましたが、

まず店員がいない・・・というか見かけない。

ルノーのお客さんは結構いましたが皆さん待ちぼうけ

のご様子。

(店舗内はルノー車とアルピーヌのブースに

分かれていて、アルピーヌには誰もいませんでした)

 

・・・かくいう自分も結局30分以上放置プレイでした!

この時点でディーラー対応に「???」な状態でしたが、

しばらくしてやっと女性の営業担当者が現れました。

 

「ツール・ド・コルス75」を見せてほしい!

こう目的を告げると車両は店舗裏のバックヤードに

あるとのこと・・・

特に雑談や担当者の名刺を渡されることもなく

すぐにバックヤードに連れていってもらいましたが・・・

 

「えっ?」

露天の駐車場に並んでいるルノー車一群に埋もれて、

ツール・ド・コルスは置いてありました。

・・・っておいおい!!

店舗内に展示してある中古のアルピーヌA110よりも

高い車両なんですけど・・・

いやいや、多分同ディーラー内で一番高価格な

クルマだと思うんだけど・・・

・・・扱い的にはこれでいいのかな?

 

・・・・・・?

 

走行距離は2000kmにも満たない、ほぼ新車に

近い状態の車両。

2022年のクルマなので程度は良かったと思います。

ただねぇ~

女性担当者にクルマの詳細を聞いても、明確な

回答を得られず、とにかくクルマについての知識が

乏しい様子。

さらにクルマを広い場所に出して見せてくれることもなく、

ドアこそ開けてくれましたが、エンジン始動もなく・・・

何の説明もなく・・・

 

始終そんな調子で詳しい話も聞けないので、すぐに

ショールームに戻ると、今度は雑談も無しで

いきなり見積が提示されました(汗)

さらにその表示価格は中古車サイトに記載されている

「乗り出し価格」よりもかなり高い!

 

高い理由を尋ねると「ETC設定料」と「ボディ

コーティング代」が含まれているとのこと。

・・・えっ??

聞きもせず、いきなり見積に入れちゃうの?

確かトランクにコーティング剤が入っていたぞ!

そして「コーティング済」と話していたと思うのですが・・・

 

その点を確認すると、あくまで中古車だから

とにかくコーティングしたほうが良いの一点張り。

 

オイオイオイ・・・ひどい理屈だな!

 

また多少値引きしてもらえる可能性があるのか?

尋ねても、「一切値引きしません!」と全く

取りつく島もなし・・・

 

いやね。

こちらが何か無礼をしたわけでもないのに、

あまりにも不躾な対応で早々に見切りました。

 

しかしまあ「カラーが派手過ぎてイヤ」と相方の耳打ちも

あったので、諦めざるを得なかったという事情も

ありますが・・・

それにしてもあまりにもいい加減な対応で、

いい気分がしなかったので、もし仮にこのクルマが

気に入っても、決してこのディーラー(女性営業

担当者)から買うことはなかった思います。

 

・・・それほどひどかった!

 

高速乗って朝から遠路はるばる期待して見にきましたが、

全くもって期待外れの残念な結果となりました。

 

しかしまあ午前中に見切りが付いたので、せっかく

だから「これからもう1軒行ってみるか?」という

ことになりました。

 

よくよく考えてみれば、ツール・ド・コルス75の中古車を

見るためだけに訪問しましたが、他のA110でよければ

地元にもディーラーがあるじゃないですか!

 

そんなわけで横浜で寿司を食べて一路地元ディーラへ

とって帰ってきました(笑)

 

こちらのディーラーも神奈川と一緒で、ルノーの店舗と

アルピーヌの店舗が完全に分かれています。

今度は待つことおおよそ5分。

アルピーヌ担当の店長さんに丁寧に応対して

いただきました!

 

 

流石は店長さん!

アルピーヌのことは良くご存じです。

過去に発生したリコールの件、現在の納期、2月中旬に

モデルが切り替わる件など、アルピーヌA110に関する

いろいろなことを教えていただきました。

 

「とりあえず試乗してみませんか?」とのお誘いで

後日試乗予約をさせていただき、その日は帰路に。

 

いやはや・・・同じディーラーでこうも対応が違うのか?

メーカーから「お客様対応マニュアル」みたいな

ものはないんでしょうかね?

あまりにも両極端な店舗で、ある意味非常に貴重な

体験をさせていただきました(笑)

 

そんなわけで、おおよそ2週間後に「アルピーヌA110S」

の試乗をさせていただいたわけですが・・・

 

 

その感想として・・・

①とにかくクルマが軽い

A110は、ほぼオールアルミ製です。

確か車体の96%はアルミ製なので

車重はおおよそ1100kg。

なのでちょっと試乗しただけでもその軽さは

分かりました!

 

②ハイパワーなエンジン

2018年に出た当時は1.8L過給機付きで254ps。

「S」でも確か296psでした。

2022年のモデルチェンジで「ベーシック」「S」と「GT」の

グレードに変更になり、「S」と「GT」は300psに!

トルクも向上しました。

ベーシックモデルは254psのままですが・・・

ポルシェ911も3.4Lで300psだったので、馬力的には

同じです。

911の方がはるかに重い車重ですけど・・・

 

③「ノーマル」「スポーツ」「トラック」モードの切替

「スポーツ」or「トラック」モードにすると、排気バルブが

開き、かなりたくましい排気音になります。

さらに今はやり?の「バブリング」も結構凄い!!

・・・これでよく国内認証取れたな!といったくらい

迫力あるエキゾーストサウンドです。

 

軽いクルマは「アルファロメオの4C」も考えていましたが

A110に試乗してみて、一気に気に入りました!

 

特に個人的には試乗車の「カーボンルーフ」の「S」

が良かったのですが、「S」は運転席&助手席シート

がリクライニングしないサベルトのバケットシートです。

このシート、相方には不評でした。

・・・そうやら髪の毛のお団子がシート背もたれに

当たるし乗り心地が硬いとうことが理由な様子。

逆に皮張りのシートの「GT」であれば

妥協できるとのこと。

 

・・・そんなわけで「GT」の中古車を探すことに

したのですが、この時点(1月下旬)にはまだ「GT」の

中古車は出回っていない状況でした。

 

ちなみに店長さんによると、2月中旬まで新車の

受注は停止中。

さらにオーダーしてから納車までおおよそ8ヶ月から

1年くらいかかると聴いていました。

 

まあ、気長に「GT」の中古車が出てくるのを待つか!

くらいに考えていましたが、試乗から数日後に

先日試乗した「S」の入替で、昨年の夏に店舗が

オーダーした「GT」の新車が入ってくるとの情報が!

 

さらにはその新車を回してもいいですよ!

・・・とのお話をいただきました。

クルマはA110「GT」のエッセンシャルパッケージ仕様

で、カラーは「ブルーアビス」とのこと。

 

 

エッセンシャルパッケージは通常のA110の

ボディーカラーやホイール、キャリパーなどが

オーダーなのに対して、あらかじめメーカー側奨励の

セットアップした組み合わせの仕様ということになります。

ボディカラーのブルーアビスは以前は国内限定30台で

発売されたカラーになります。

 

2月下旬には日本に入ってくるので、納車は3月上旬

に可能とのこと!

 

なんと!!

おおよそ1年かかるクルマが1~2ヶ月で納車になる!

そんな良いお話を急遽いただいたので、悩みましたが

悩んでも仕方がない!

結局オーダーすることにしました!

 

そして3月!

おおよそ15年間乗ったポルシェ911からアルピーヌ

A110GTに乗り換えが完了しました!!

 

 

↑ 「911のお別れ」と「新車のアルピーヌA110GT」

 

 

ブルーアビスは濃いブルーのメタリックになります。

一般的なアルピーヌのイメージはもっと明るい

ブルーですが、これはこれで、上品な色で印影も

よく映えて気に入りました(笑)

 

 

見た目より張り出しているリア周りの造形。

写真んは写っていませんが、リアディフュ-ザーも装備

しています。

実際に強力なダウンフォースを発生させます。

 

 

「GT」なので内装は茶色の皮張り。

ブルーのステッチがお洒落です(笑)

リクライニング付きのサベルトシートも皮張りです。

デジタルメーターはモードにより表示が変わります。

また7速DCTなのでパドルシフトしかありません。

サイドブレーキも電子式ですが、ここは機械式も

欲しいところですね(笑)

 

 

ブレーキキャリパーはゴールドです。

オーダーすれば別途65000円・・・

 

 

いろいろなボディカラーの設定がありますが、

色によっては80万円くらいしちゃいます。(大汗)

このブルーアビスは14万円の設定のようです。

 

そんなわけで、長々と書いてきましたが今後は

アルピーヌA110GTを長く乗っていきたいと思っています。

 

~ Fin ~