今回のテーマは「キャンディーズ トリビュート カーニバル」で、「スイートポップキャンディ」さんと「東京キャンディーズ」さん・「ナミディーズ」さんの3組の歌手の皆様にご出演頂き、キャンディーズの歌を21曲ご披露致しました。
また司会進行役を、キャンディーズトリビュートユニット「バンディーズ」の元メンバーの小野寺真菜さんと牧田京子さんにご担当頂きました。
「スイートポップキャンディ」さんは、恵比寿のライブハウス・JAN KEN PONを拠点に活動されており、ナンスィさんとスバルさん・エリさんの3人から成るユニットです。キャンディーズの歌以外にも、オールディーズ等の幅広いレパートリーをお持ちで、ハーモニーや振り付けにも定評があります。また衣装も素晴らしく、キャンディーズそっくりのものを手作りされてステージに立たれています。
次に、アダム・トレル氏のトークをお楽しみ頂きました。氏はロンドンご出身で、映画配給会社 Third Window Filmsのマネージング・ディレクターとして、日本などのアジア地域の映画やDVDを、英国に配給・販売されておられます。日本滞在中に、英国には無い日本のアイドル文化に興味を持たれ、膨大な数のレコードを所有されるに至ったそうです。日本人以上の非常な博識には驚かされます。3人組アイドルが最もお好きな様でした。
「スイートポップキャンディ」さんの極上のパフォーマンスに、「東京キャンディーズ」さんの安定した歌唱、そして可愛らしい「ナミディーズ NAMIDYS」さんの可憐な歌声。
予想を上回る大勢のお客様がお越しになり、立ち見になってしまった方々もおられ、誠に申し訳ございませんでした。
その熱気に満ちた客席からは、大量の紙テープが飛び、コールが絶え間なく響いて大変な盛況でした。
「ナミディーズ」さんは、紙テープでの応援を初めて経験して少し驚いていた様子でしたが、しっかりと手で受け取っていました。
今回の最大の注目曲は、何と言っても19曲目の「春21番」でしょう。
「春21番」について
穂口学長が作詞作曲されたキャンディーズの「春一番」に、学長ご自身が21世紀アレンジを施され、お一人で全ての楽器パートを録音されました。
完成したカラオケがハワイから届いた後、練習期間が比較的短かかった為、原曲とは違う3声ハーモニーを16ビートのシンコペーションで歌うのにはご苦労されたことでしょう。
しかしスイートポップキャンディさんと東京キャンディーズさんは、見事に学長の期待に応えてくださいました!
2グループが入れ替わりながら、1番・2番…と歌ったのですが、両者ともハーモニーもノリも一歩も譲らぬ仕上がりで、非常にハイレベルなコーラスの競演となりました。間奏部分ではエアギターまで披露する余裕もあり、非常にゴージャスで楽しい初演となり、原曲とは違う新たな魅力を感じました。
お客様からはまた聴きたいとのご希望が既に届いており、上々の滑り出しかと思われます。
そして、春のキャンディーズ曲と言えば外す事ができない、オリジナルの「春一番」でフィナーレを迎えました。
大勢ご来場頂き有り難うございました。また今回は初めてのお客様も多く、委員一同とても嬉しく感じております。
また、素晴らしい歌声を聴かせて頂いた出演者の皆様には、改めて心より感謝を申し上げます。
次回は9月頃を予定していますので、またのお越しをお待ち致しております。
《東京キャンディーズ》
1 年下の男の子
2 やさしい悪魔
3 暑中お見舞い申し上げます
4 アンティックドール
5 わな
6 卒業
7 ハートのエースが出てこない
《ナミディーズ 》
8 内気なあいつ
《スイートポップキャンディ》
9 あなたに夢中
10 そよ風のくちづけ
11 ハート泥棒
12 その気にさせないで
13 哀愁のシンフォニー
14 どれがいいかしら
15 恋のあやつり人形
16 キャンディ・ツイスト
17 アン・ドゥ・トロワ
18 微笑がえし
《スイートポップキャンディ+東京キャンディーズ》
19 春21番
《ナミディーズ》
20 夏が来た!
《スイートポップキャンディ+東京キャンディーズ》
21 春一番
【 文責:川村 】