股関節痛に悩む方に、仙台からご来院いただきました。
60代女性。
10年前から股関節に違和感があり、
3年前から痛み出して、
去年の暮れに痛みで歩けなくなった。
整形外科では変形性股関節症と診断され、手術をするしかないと言われた。
今は仕事も辞め、趣味の旅行もあきらめている。
何とか手術は避けたいと思い、いろいろ調べて、湘南スポーツ整体院のHPで、つるた療法を見つけた。
本も読み、宮城でつるた療法を受けられる当院に来てくださいました。
「わらをもつかむ思いで来ました。
半年間で変化なければ、手術もやむを得ないと考えています」
との言葉をいただきました。
ご本人の想いと覚悟の強さに、私も身が引き締まります。
まず、痛みの原因は骨ではないことから、変形性股関節症でも、整体で改善する可能性が十分にあることをお伝えし、
数冊の本とともに、外科的治療法よりも、認知行動療法が主流になって来ていることもお伝えしました。
そして、当院ではマッサージや矯正はしないこと、筋肉をゆるめ、ご本人の回復力を引き出すことを理解していただいてから施術にはいります。
左の股関節は屈曲はできますが、外旋がほぼできません。
腸腰筋は左右とも固く、左は奥がかなり固くなっています。
ひざ倒し操法などで、どんどん固さが取れて行きます。
頭もゆるめて、最後につるた療法で仕上げ。
股関節の動きがかなり軽くなり、
歩行も楽になったのを実感いただけました。
一番喜んでいただけたのは、
車に乗る際に、足が上がらず、手で持ち上げなければならなかったのが、
スッと乗り込めたことでした。
初回の施術でここまで変化があるのは素晴らしいことです。
お話を伺うと、痛み出す前はママさんバレーやプールで体を動かしていたそうです。
ご自身の努力が、整体の効果としてはっきりと現れたのだと思います。
ご趣味の旅行に一日も早く行けるように、全力でサポートさせていただきます。
ありがとうございます(*^^*)