書いてみました…）
「第３回 水戸黄門漫遊マラソン」が終わり、
まだ、
両足の鉄の棒のような痛みが癒えぬ中、
俺は、
一人で不動産屋のドアを叩いた
不動産屋に紹介された部屋を、
一発で決め、
職場から３分の部屋に決めた…
引っ越しの日、
子ども達が寝ている間に、
俺は荷物を積み、
引っ越しの日、
子ども達が寝ている間に、
俺は神栖市に向かう事に決めた…
今日から俺、
神栖市の人になる、
のこのこと来ちまったけど、
今日から俺、
神栖市の人になる、
せっせせっせと神栖市の人になる…
一人で使い慣れた、
ランニングシューズを履き、
神栖市に来ても、
いつものように走ってみた
丈の合わないカーテンには
困ったけど、
橋を渡る時の
川の景色が
たまらなく良かった…
今日から俺、
神栖市の人になる、
のこのこと来ちまったけど、
今日から俺、
神栖市の人になる、
せっせせっせと神栖市の人になる…
思えば思うほど、
俺はいつも、
ただただ走ってた、
初めて見る景色は、
好きだった…
何事もなかったように、
日立市に帰る度、
男同士の息子が、
恋しくなる…
居場所を変えてみても、
追い続ける“夢”は、
つかめなかったけど、
そんな“夢”を追うことに
何の理屈も、
いらなかった…
ただ、
こうして東京から、
神栖市へ帰ろうとした時に、
まだまだ
“この場所で夢を追うんだ”と思えたのは、
ささやかな俺の
覚悟だった…