ふとポケッツ内のスマフォを取り出すと着信履歴。折り返し、要件を承知し、はい、それでは、さようなら。と通話終了をした45秒後に再度着信。彼氏曰く「明日、とある権力者数人を宴でエンタするので尊公もどうか。乃公の父も参加するのでプラ(クルアン)持参で来い」とのこと。
彼氏のお父上は昔から存じ上げており、ちょっとアウトロー風味を効かせた「顔役」みたいなお人で、そういう人は大抵ごっついプラクルアンを多数お持ちであります。お父上は日本人たる私がプラクルアン好きという事をご存じで、過去には私大好きルアン・プー・トゥワッドのリヤンを下賜された事もあります合掌。
もももももしかすると、以前父上が身に着けておられたルアン・ポー・プロムのあのお守りを下さたりしたりすることもなきにしもあらずな気がするような気持ちになって…。
帰宅後。さて、どのプラクルアンを持って行けば良いか、としばし黙考。といいますのも、私はプラクルアンを持って出かけるのは好きではありません。強盗・窃盗されたりするかもしれませんし、運搬中に何かしらのアクシデンツで破損したりすると私は気が狂うかショックでくるくるぱーになるかもしれないからです。加えて、多数人が集まる場にはプラクルアンの扱いに不慣れな方もおられる訳で、こういう方々が、あ。ごめん。とか言って落としたりしたら、俺はどないするのか。相手が権力者であった場合、俺は泣き寝入りか。あるいは、これ、ええやんけ。くれや。とカツアゲされる恐れも、十分にある。
というような考えを滅茶苦茶破茶滅茶に巡らし、お出かけ先である北部に縁のある感じのプラクルアンも加えラインナップを組み出立。
肩掛けバッグに入れ、あちこち出かけたものの、全く私の出番は無く、プラクルアンを鞄から取り出す機会も皆無のまま、宿に投宿し、次の日に帰宅。
一体、何の為に行ったのか…などとはまるで思わず、こういうのも何かのこ゚縁であるのだろうね。と考えております。イエス!











