2567年新年に際して | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

あけましておめでとうございます。


という訳で、タイのお正月ソンクラーンであります。ソンクラーンといいますと、水鉄砲などで水を掛け合うフェスティバル的な感じを想起しますが、元々は目上の方を敬い、そっと手にお水を掛けるというのがオリジナルだそうです。


そしてこの時期、商業施設などへ参りますと、プラ・ブーチャーと呼ばれる安置型の仏像お守りが出されており、お水を掛けてお祈りできるコーナーが設置されております。


各々のお家でも、一般の方々はプラ・ブーチャーにお水を掛けたりしていますが、我々プラクルアン業界の人間はお水は掛けません。ヌア(在質)によりますが、水による錆などを避ける為です。前述の商業施設などのブーチャーは金属製ではありません。


ただ、新年ということで弊宅でもプラ・ブーチャーのお身拭いをさせていただくのですが、これが中々に骨が折れる作業となります。


しかしながら、お身拭いが終わりますと、こちらもさっぱり気分爽快。新たな気持ちで新年を迎えております。


ご自宅にプラ・ブーチャーがお有りでしたら、皆様もお水を供えたり、湿らせたティッシュなどで軽くお身拭いされては如何でしょうか。


びちゃびちゃにしたり、ゴシゴシ擦るのは止められた方が良い事だけはご留意ください。






まず順序だてて高所より降ろさせていただきます。


2536年ワット・チャンハイ発行のプラ・ブーチャー・ルアン・プー・トゥワッド。かなりホコリが着いてしまっています。


ホコリを払い、工程を三度に分けお身拭い。光の反射で見えづらいですが、良い具合の表面となりました。


ビフォー写真を取り忘れましたが、こちらのプラ・ナープロックも良い肌感になりました。こちらは台座部分の重量が凄いので上げ下ろし、お身拭い共に力と神経を使います。