嗚呼 プラ・ルアン・プー・トゥワッ(ド) | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

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タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

頃日。


当局と反政府の争いが激化しており、

本当に鬱陶しい事激甚であります。


タイにお住まいの皆さん!

外出の際は、言わずもがなではございますが、

プラクルアンを忘れずに携帯して下さい。



プラには基本的にブッダクン(ご利益)が「護身」、「魔物除け」の物が多く、

私は平生、タウェスワン(お寺の門でよく見る「ヤック」)と2508年製の

ルアン・プー・トゥワッ(ド)・ピム・レックを身に着けています。


独自の統計調査では、このルアン・プー・トゥワッ(ド)

こちらタイにおいては、ソムデットと人気を二分するほど、

数多の人間から愛されております。


人気が高いほど、高額で取引される物が多く、

その結果、物凄い数のゲェー(偽物)が跋扈しており、

その指南本も多数発行されているのですが、

如何せん現地文字の読み書きが苦手ゆえ、

中中お勉強する機会がありませんでした。


C先生は、多数種類のプラを所有していらっしゃるが、

中でもルアン・プー・トゥワッ(ド)を集中して集めていらっしゃる。


で。

新しい物はいくつか所有しているものの、

古く、人気の物となると、ゲェーも多いし、見極めも困難であるし、

また先に書いた通り高額である故、

今まで敬遠しておりましたが、一念発起

記念すべき一つをタープラチャンの老舗、

CY大先生の店でチャオ(借りる)してきました。


色が落ちないよう*(注)、プラスチックケースに入れて貰うべく、

C先生に預けた物の、

頃日の騒動でチャン(職人)が出て来れず、

C先生の手元にお預けの状態。

本当に忌々しい騒動でありますファック。


*(注)金属の物はリヤン(コイン型)も含めて、無闇矢鱈に触ってはいけません。手の脂で変色したり、また表面が摩擦で擦れたりすると価値が下がる為。


ルアン・プー・トゥワッ(ド)について簡単に説明申し上げると、

約400年前のお坊さんで、出身はタイ南部パッタニー県。

足を海水に浸して真水に変えた。

など数々の伝説、逸話を残すお坊さんです。


ルアン・プー・トゥワッ(ド)が実際に製造、プクセーッ(入魂式)を行ったプラはありませんが、

ルアン・プー・トゥワッ(ド)を象ったプラで一番有名なのが、

パッタニー県ワット・チャンハイ製造、アジャーン・ティム(ルアン・ポー・ティム、とも呼ばれます)プクセーッの物。

2513年にモラナパープ(入滅)されるまでに、

2497、2505、2506、2508、2509(?)にプクセーッを行われました。


上記で一番有名な物は2497年製のヌア・ワーンのピム・ヤイ。

状態の良い物だと数百万円します。

ついで2505年のヌア・ワーンとなりますが、

同年製のヌア・ローハッも人気で、

ラン・タウリーッ(ド)(「裏がアイロンの様な形」の意)は、

現在ではこちらも百数十万円で取引されています。


先日CY大先生の所にお邪魔した際に、

外国人特権で先生の身につけていらっしゃる2505 ラン・タウリーッ(ド)を見せて貰う。

ピム、ヌア全て最高!!

鳥肌立ちました。


今。

物凄く欲しくて、

その事ばかり考えております。


嗚呼!



(下の写真はルン・プー・トゥワッ(ド)の新しい物)


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