タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

やはり最初の頃は私も、お気に入りのプラクルアンを肌身離さず身に着けたい、という気持ちから金銀ステンレスプラスチックと予算に応じて枠入れをし、首からプラをブラ提げておりましたので、皆さんの気持ちもよくわかります。過去には複数をブラ提げ、動く度にガチャガチャと音をさせておりましたが、各種不具合により複数着けは断念。基本的には同じプラクルアンを一つ着けるようになりました。


プラクルアン、とくにリヤンと呼ばれるコイン・メダルようのお守りは、枠入れをせずに、そのままパケ袋に入れて保管しておりますが、その理由は、「見やすいから」、です。プラクルアンが増えてきますと、全部をブラ提げる訳にはいきませんし、上述の通り、私は基本、一つのプラクルアンしか着けませんので、日替わりで違うプラを着ける事もしません。いつか再び複数着ける日が来るかもしれませんが、細部を勉強するには、枠入れしていない方が都合が良いです。



陽光で見るのが一番よく見えます


ゲージアジャーン(お守りにパワーを籠められる高僧)によるリヤン。パケ袋ごしですが、どれがどのゲージアジャーンによるプラクルアンかお分かりでしょうか?


こちらのリヤンには、ゲージアジャーンによるチャンと呼ばれる護符が施されている、いわばシグニチャーモデルのようなお守りです。


裏面にも施されています。


一部のブロック(金型)にのみ現れる特徴があるプラクルアンは数量的な観点からから希少とされます。






つい先日。30年来の友人たちとの、Reunion食事会に参加。華盛頓州舎路でたまたま知り合った事がこ゚縁となり、こちらに住まいを移す事になりましたが、このこ゚縁が無ければ、こちらには来ておらず、更にプラクルアンを知る事は無かったと思われます。こ゚縁の繋がる世界。


こちらにも参加していた一友人の、お父上がプラクルアン愛好家でおられ、色々教えていただいたこ゚縁で、センセイに辿り着いたことも思い出されます。


いつものように首元をチラ見して、見せていただいたプラクルアンは、プラ・ルアン・プー・トゥワッド。2524年の高僧アジャーン・ノーンによりプークセッされたプラクルアン。


プラクルアンとの邂逅は、本当に「こ゚縁」によるところが大きいです。「こ゚縁」に気づけるか。「こ゚縁」を受け取れる気構え・心構えでいるか。ひいては、人としてどうか、という事になるのですが、駄目な場合は、不誠実な人間から、駄目なモノを高掴みし、喜んでしまうという地獄ループに陥ります。仏様のご利益を享受しようとしてハメられるという破滅な破目を見る…。


こ゚縁でこちら弊ブログをご来訪の諸姉諸兄にはおかれましては、プラクルアンとの良いこ゚縁がおありかと存じます。丁度、浅草に新規でお手配させていただいたプラクルアンがご到着されていますので、ご覧ください。






https://hashigo.base.ec/categories/2763393


そしてまた、プラ・ルアン・プー・トゥワッドのご利益に授かり、九死に一生を得た方の投稿が見られます。




僥倖にも、一般的な方々より多くのプラクルアンに接する機会を賜って参りましたので、時折見かける日本語で書かれたトンデモ内容に失笑する事も少なくありません。知らない事を根拠の無い想像で埋めたら、それはあなた、おかしな具合になりますわ。その点わたくし。素晴らしいこ゚縁により、良い先生、先輩、同輩に恵まれているので、プラクルアンについての知識、情報がモリモリ積まれて行って詰まって行ってまして、まあ、乃公のようにだな、プラクルアンについて知っておる人間はそうそういない感じだな。大家、ってオオヤ違うぜタイカだぜ。ぶははは呵呵大笑する多々甲斐性。と、私がふんぞり返って威張り散らかし始めたら、それは俺は終わりの始まりですので打ちのめして下さい。If you see me getting mighthy, if you see me getting high, knock me down. と歌詞にもあります。


というわけで、本当にまだまだ知らないプラクルアン、その逸話があって、そういう私にとって新しい知識が増えると嬉しいと思える心持ちでおりますので、打ちのめされる事はないかと思いますが、日々精進。初心を忘れずガンバルぞー。



仏歴2450年、約120年ほど前に作られたこちらのプラ・ピッターはエピソードがとても興味深く、色々考えることを得るプラクルアンです。


シン(獅子)はタイ北部によく見られます。こちらはクルーバー・インのルン・レーク(初版)です。