タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

友人氏の妹はカソリックの人でありますが、配偶者たるご主人氏はタイ人仏教徒。過去にクンペーンの件で弊ブログで取り上げさせていただいた方です。

https://ameblo.jp/ho-da/entry-12392656256.html




今までにもアレコレとサイドビジネスに熱心な配偶者氏。日本食レストランは廃業。プラクルアン界にも進出し、数年前のブーム時にルアン・ポー・パットのプラクルアンを入手しまくり今自宅にたくさんあったりするような方ですが、洗車場+カフェの事業が上手くいってる感を漂わせているので、2店舗目開店を計画。開店資金捻出の為に亡きお父様から引き継いだプラクルアンを手放そうという魂胆。


で。まずは近くにいるアイツ(私)に聞こうそうしよう。と考えいたった、そして持ってきた。みたいな感じ。


いつものクセでシャッと目視で確認。どのみちルーペでガン見させていただくのに…意味無し…。


コレは過去にン十万バーツの価値があると言われましたーー!と期待大なプラを見るも、いや、これ、数十年しか経ってへんプラで、高いのは数百年前レベルですけど…とご説明。


総括しますと、まず私が欲しいと思ったプラクルアンは無く、すべて新しいプラクルアンばかり。一つは何かわからずセンセイにご教授ヘルプ。センセイも過去に見たような気はするが詳細はわからず、という具合。


残念ながら個人的にグッと来るプラクルアンはありませんでしたが、学びはあったので嬉しいっす。


金枠に入っているから。

お祖父さんお父さんの時代からあるので。


という事が則ち良い希少なプラクルアンであるという事には繋がらない。という事を皆さん結構ご存じないので期待が膨らみますが、ごめんね、そんなに上手くは行かないのですよ。ごめんね。



金枠は良い感じ、しかしそれほど古くないプラ・ナンパヤー


詳細不明、しかし金枠は古いスタイル。


新しいプラ・リヤン・ルアン・ポー・ンガン


こちらは発行年もすぐに判明したロー・ハー(ラマ5世)のリヤンはワット・ゲーチャイヨーの発行。

時折、近年の金価格の上昇をうけ、昔金枠に入れたプラクルアンの価値が上がった!みたいなのを見かけますが、それならオーナメント・フィーのかからない金地金を買うべきでは?と思わずにいられません…。畢竟、「価値が上がる」と踏んで入手したプラクルアンの価値が上がらなかった、という事ではないでしょうか?センス…




やっぱりこちらの見立ては正しかった。と思いました。自身では「わからない」と公言しておるのに某個人間売買サイトでは、それは露も出さずに、よくわからないカタカナ混じり装飾じかけ説明文を羅列。無責任やのう。


センセイより新規プラクルアン写真飛来。毎度の事ながら知らないプラクルアンが多い。もっと見たい知りたい。


ガラー・ラーフー・クルーバー・ルア
椰子殻に施されたラーフー神。悪い物、不吉な物をばくばく食べます。



リヤン・ジャトゥカーム・ラマテープ・ルン・ウドム・ポーカサップ2549
2540年代後半から2550年代始めに大流行したジャトゥカームも今は昔…。こちらは銀製、色付したお守り


プラ・プッタチナラート・ピティー・サン・ロンパヤバン・ソン2500

病院建設の寄付金を募る為に発行されたこちらのプラクルアンは当時の有名ゲージアジャーン、ルアン・プー・トオッやルアン・ポー・ンガン(ワット・ドンヤイホーム)もプークセッされています。


リヤン・ラムカムヘーン2510ヌア・ンガン
ラムカムヘーン大王記念碑と同じく発行されたこちらのリヤンは前国王陛下ラマ9世が深く関わらました。火災事故の奇跡より火災のお守りとして有名。







ある訳がない。とわかっていながらも、そこにプラクルアンがあればついついつい覗いてしまうのがプラクルアン莫迦でございます。


で、まあ、やはり、一時期テレビジョンでも取り上げられた呪物みたいな感じのソレが多い印象ですが、高僧の写真やページのデコレーションをええ具合にして、さもそのプラクルアンが高僧御遷化前であるかの印象を与えて煽ってるぽい出品もあります。


何をしに来ておられるか不明ですが、頻繁に当地へ通い、その度にお守りを大量に「仕入れ」、自身は「プラクルアンは我に訊ねよ」みたいにイキっている雰囲気の方の説明文が「はぁ?」みたいなのがあって読んで笑いを堪える、という楽しみもあります。外国語を日本語で表記する事には限界があるのは重々承知ですが、それにしてもイキっててソレなの、おたくさん?とニヤニヤしながら、眺めています。


センセイ訪問。お願いしていたお守りの受取り。ちょいちょい新規入手のプラクルアンがある模様。またご自身の所有されているプラクルアンを整理し、ご紹介を受けたり。



タイで最も美しい仏様、と言われるプラ・プッタチナラート。こちらはバンコクの名刹ワット・ボウォンニウェートより2536年に発行されたプラクルアンです。


プラ・ルアン・プー・トゥワッド・ヌア・ワーン・ピム・レック
2505年にワット・ヂェーンより発行されたこちらはワット・チャンハイのアジャーン・ティムによりプークセッされています。


某Мカリより。よく知るプラクルアンなのですが、一体何が言いたいのは皆目わかりません意味不明…。


同じくМカリより。何度か訪問した事のある寺院発行のプラクルアンの説明文の一部。高僧名が原文と全く異なった理由がわからないのですが、ファット・ブニャカモ神父という、まるでラッパーのような名前は個人的には大好きです…ヤバいw


最初はタイプミスかと思いましたが、堂々と繰り返し用いられているところを見ると、この方にはそう聞こえているのでしょう…ヒーハー、っぽいですねw。イキっていてこれはハズい、と私は思いますw。