昨日(5/14)『カズレーザーと学ぶ』でスマホ脳の話がやっていました。
私は裏番組(?)の知恵泉で足利義昭の話を見てから見たので、前半の部分は見ていませんでしたが、ちょうどスマホ依存の話をやっていました。
その中でスマホ依存は、今話題のギャンブル依存と同じことであると言う話をしていたと思います。
私もそう思います。
スマホ依存は危険
スマホばかり見て、一日中動画であるとか、また、SNSであるとかをやっている人がいると思いますが、それは、非常に危険なことです。
常にスマホが手放せなくなり、電車に乗ってもスマホを見て、歩いていてもスマホを見て、食事をしている最中でもスマホを見ている。四六時中スマホを見ていると依存症になってしまいます。スマホが無いとやっていけない状態になります。
ちなみに、昨日の番組の人たちに「スマホが無いとやっていけませんか?」という質問をしたら、全員が手を挙げていました。
スマホ依存の何がいけないのかというと、本当の幸せというものを見失い、忍耐力の無い人間を作ってしまうからです。
スマホ依存の人は、スキマ時間、空白が開くのが嫌だから、何か面白いことで埋めたい、そのように考えていることが多いでしょう。空白が何も無くて嫌だから、そのようなつまらない時間は埋めてしまいたい。そして、楽しいことをやりたい。そうやってスマホをいじり初めて、動画を見始めようとするのだろうと思います。
しかし、スマホをやっているうちは良いでしょうが、それが終了すると、「祭りの後」で空白の虚脱の時間がやってきます。そうすると、人はまたそわそわし始めて、何かでこの空白の時間を埋めようとし始めるのです。そうやって身近にあるスマホをまたいじりはじめる。
結局、スマホによって人々はわがままになっているのです。暇な時間、空白の時間をスマホによって埋めることができるので、もっと欲しい、もっと欲しいとわがままになっているのです。そうやって、益々足るを知らなくなってくる。
このような状態は幸せな状態ではありません。興奮状態であり、従って、ギャンブル依存、その他依存症に通じる物でしょう。
幸せとは静かな空白の中にある
幸せとは、本当は、スマホ依存の人たちが必死に埋めようとする「空白」の中にこそあります。
空白の時間を感じること、その中にある暖かい空気、安らぎ、心の平安を感じること。その優しさの永遠性。そういったものを感じるところに本当の意味での幸せがあるのです。幸せとは非常に静かなものです。
例えていえば、お母さんが陽だまりの中、眠っている子供を見る優しいまなざしです。それが本当の幸せというものです。
スマホをむさぼるところに幸せはありません。それは単なる興奮状態です。
私は一日おそらく10分スマホを見ていないと思います。あまり見ません。また、電車に乗ってもスマホを見ません。もちろんメールなど必要な場合は見ますが、時間を埋めるためにスマホを見るようなことはしません。そうであれば、外の景色を見ています。
また、私は東京と田舎を行ったり来たりしていますが、本当は特急で行くと1時間ちょいで行けるのですが、鈍行を使っています。お金を節約したいと言う理由もあるのですが(笑)。2時間程度かかりますが、やはり心の余裕を持ちたいので、そのようにしています。そして、当然スマホも見ません。
一日10分でも何もしない時間を作るとよいと思います。そして、静かな何もない時間の中で、静かな幸せを感じること。それが本当の意味での幸せで豊かな人生のために大切なことと思います。
以下も参照してみてください。
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