この私たちの世界に真理が存在するか?
現代は哲学的には相対主義の時代であり、真理など存在しない。それが一般的解釈でしょう。
しかし、真理が存在しないのであれば、正義や善が人それぞれとなり法律の根拠を失い、私たちは何を拠り所として生きていけばいいのでしょうか?
真理は存在する。私はそう断言したいと思います。
神や真理の認識方法
哲学においてなぜ真理が存在しないという結論になるかと言うと、知によって神や真理は証明できないからです。
神や真理というものは、私たちの外側に証明によって把握されるものではなく、私たちの内側に確信することです。
私たちの意識が利己主義的な意識から、利他的な意識へと上がっていくことによって、私たちが愛そのものの意識となっていくことによって、神の愛の意識に共鳴します。共鳴することによって、「ああ、これがそうなのだ。これが神の愛なのか。」と確信することとなるのです。
つまり、神は、私たちの外側に証明するものではなく、私たちの内側に確信することです。それがどのようになされるかというと、それが、上記、私たちの意識と神の意識の共鳴によってなされる、ということです。これは、宗教体験です。
神や真理は知によって証明されるものではなく、私たちの内側に確信されるものです。知を超えているのです。
そして、この自分の中で確定した神や真理。これが学問の基礎となると言う事です。
知の基礎に信仰心があり、新たな時代の学問は、真理を元にした学問である必要があります。そうであってこそ、初めて人類を真に幸福に導いていくことができるということです。
神や真理の存在に対する具体例
・それでも神や真理が存在しないというのであれば、世界的な宗教、例えば、キリスト教やユダヤ教、イスラム教、それらの宗教は全て否定されることでしょう。
・哲学的には西田幾多郎の『善の研究』です。上記私と同じことを西田は言っています。また、ヘーゲルの『精神現象学』ヘーゲルは知と信仰の融合を生涯研究し、この『精神現象学』その一つの決勝でしょう。
・そして、また、真理が存在しないのであれば、絶対的な法則が存在しないと言う事であり、科学の法則は否定され、科学それ自体も否定されることでしょう。
たった2つの点を考慮するだけでも、真理が存在しない、神が存在しない、というのは大変な困難を伴うと思います。
神や真理は存在する。
私は、神や真理は存在すると、断言しましょう。
そして、新しい時代の学問は、上記、信仰の領域において確信された真理を元にして再構築されていく。新しい時代の学問は、神の叡智をこの地上に映し出したものとなる。そう予言しましょう。
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