先日、以下のブログでギャンブル依存について考えてみました。水原一平さんが約7億もの借金を背負い込むまでになってしまったギャンブル依存。そうならないためにどうすればよいかを考えてみました。

 

 

さて、水原一平さんのギャンブル依存によって依存症という事がクローズアップされているわけですが、依存症には様々な種類のものがあると思います。薬物依存であり、アルコール依存であり、ゲーム依存、そして、身近なところではスマホ依存などもあると思います。または、タバコ依存やコーヒー依存などと言ったこともあると思います。また、SNS依存、承認欲求依存という事もあると思います。

 

これらの恐ろしいところはどこにあるかというと、結局のところ、それが無いと生きていけない。つまり、一人で独立して立つことができず、自分の人生が何かに依存するようになる、つまり、その対象の奴隷となってしまうところにあるでしょう。

 

薬物依存やアルコール依存などはこのブログを読む皆さんは、もしかしたら縁遠い存在かもしれません。しかし、このブログを読む人にもスマホ依存の人はいると思います。また、SNSなどの投稿に対して、人の反応が気になって仕方ない、そのために一日に何回も更新してしまう、といった承認欲求依存の人はいると思います。

 

電車に乗ると、私がこの前観察したところでは、約9割の人がスマホを眺めていました。駅のホームでもスマホをのぞき込んでおり、歩いていてもスマホをのぞき込んでいる。何か時間が空くと、その空白に耐えられず、スマホをのぞき込んでしまうのです。

科学の発達の弊害と幸せのために大切なこと

現代は、科学が非常に発達して利便性は非常に高まったと思いますが、一方でマイナスの弊害として、人々は科学の奴隷になっているのです。スマホに依存し、SNSに依存し、ゲームに依存し、科学の奴隷になって生きているわけです。

 

それらに夢中になっている時は自分自身興奮状態かもしれませんが、しかし、一旦スマホを置いたときに、SNSを止めたときに、そして、ゲームを止めたときに、物足りなさや、不安感、虚脱感そういったものを感じないでしょうか?

 

要は一時の興奮は得られるでしょうが、しかし、それが永続することはなく、興奮の後は必ず不安や焦燥感、物足りなさ、不満感そういったものが湧き上がってくるわけです。そうすると、それらを紛らわすために、また対象に依存し、結果としてより強い刺激を欲するようになる。足るを知らない心をより助長するだけです。このような状態で幸せになることは絶対にできません。

 

幸せは静かな空白の中にあります。幸せは余裕の中にあります。そして、幸せとは静かな平らかさの中にあります。

 

スマホだSNSだ、と騒がしくあれこれ手を出すのではなく、一日のうち10分間何もしない時間を設ける、また、電車ではスマホを見ずに外の風景を見る、といったことをしていくとよいと思います。

 

心の平静心は何よりも価値があるものです。心の安らぎや心の静けさは永遠の幸福の源です。一度それを味わってみるべきと思います。そのような静けさの中に幸せは存在しているのです。

 

以下も参照してみてください。

 

幸せのために大切な2つのこと

 

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『あの世とは?』2200円

『宗教統合』1100円

『この世とあの世を貫く幸せ』1100円

『幸福論』1100円

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『新しい時代の価値観(改訂版)』1100円

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『心の物理学』3850円

『心の物理学2』2200円

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■サイト

Taigen Ogura Philosophy Labo