サラリーマンとして働く中で出世というのは、今現在もまだまだ大きな問題だと思います。最近は出世したくないという人も多いと聞きますが、いざ昇格の機会が与えられると、やはり出世したい、そのように思うでしょう。
ここでは特に「出世競争から外れた場合でもなお、幸せでいられる方法」について考えてみたいと思います。
出世競争から外れた時感じる自分自身に対する無価値観
出世競争から外れた時、同期に先を越されたとき、また、下だと思っていた後輩に追い抜かれたとき、それは、大変なショックであります。私自身もその経験をしてきましたが、後輩に追い抜かれたときは、やはり、非常に苦しい、のたうち回るような苦しさを感じたわけです。
なぜ苦しいかというと、それは、自分が無能の烙印を押された気持ちになるからです。無能で、価値が無い人間という風に烙印を押された感じがするからです。劣等感が刺激され、自信も喪失していくでしょう。
出世競争から外れた時に幸せでいるには？
出世競争で敗れた時自分自身が無能で価値の無い人間である、と思うのはなぜでしょうか？
それは、自分自身の外部と比較をするからです。同期や後輩に抜かれ、彼らに対して自分は能力が無い。そのように思うから劣等感が刺激されるのです。
つまり、自分自身の幸せの原因を自分自身の外部に求めている、それが原因で自分は価値が無く、無能である、として劣等感が刺激されるのです。
このような場合には自分自身が今やっている仕事に集中しましょう。自分がやっている仕事に意識を集中して、お客様に価値を提供する。そうして、「ありがとう」とお客様に喜んでもらえる。そうするとあなたはうれしいと思うでしょう？
このように今やっている仕事に集中するのです。換言すれば、自分自身に集中し、自分の内側に集中し、お客様に価値を提供することに意識を集中する。それが大切です。
そして、それをやっている間はあなたは劣等感を持つことなく、幸せな思いを持って仕事を行っていることに気づくでしょう。
つまり、幸せの原因を自分自身の外側に求めるのではなく、自分自身の内側に求めよ、ということです。
これが、出世競争から外れても幸せでいられる方法であり、秘訣であると思います。
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