この世的なことではありますが、とても気になっていることをお話しします。
最近の時流についてです。
3月10日、NHKの世論調査結果に驚いています。政府のこれまでの法律の解釈を変更した
「東京高等検察庁の検事長の定年を延長する決定をした。この決定は適切だと思うか」に、「適切だ」が22%、「適切ではない」が54%の結果でした。
私が驚いたのは、適切という回答が、22%もいたということ、回答者の十名中3名が、適切と答えていることで、その割合の高さです。
意見を持つのは、それぞれの自由ですが、国民意識の変化を感じています。私個人は、過去の加計問題他に見られた安倍総理への政治家、官僚およびマスコミの忖度の時流の流れを、困ったものだと思ってきました。マスコミの力不足を心配してきました。
しかし、今回の突然の法解釈変更による検事長の定年延長は、私が政治に関心を持つようになって、約50年になりますが、「そこまでやるか」といった、とても考えられない見過ごすことのできない重大問題と思っています。
コロナ問題で、国民の関心は薄れがちですが、「戦前回帰」につながりかねない決定だと考えています。それが平然と提案され実行され、適切だという回答率も一定程度ある驚き。
私は、特定の政党に属しているわけではなく、一市民であり、普段はNPO法人の運営やキリスト教会牧師を行っているものです。
聖書の中で、神が、政治を司るものや国民に対し「正義がなされていない。公義がなされていない。」と、お嘆きになっている場面がよく出てきますが、私が思うに、それは、まさに今の日本に当てはまるでしょう。
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