ルカ書は、イエスが、違う場所で語ったことを、一つに編纂し、神の意図が私たちに伝わるように、整理している。

ルカ15章の、

①迷い出た1匹の羊を探しに、99匹の羊をおいて、探しまくる人

②一枚の銀貨を探し女の人

③放蕩息子の帰還を大喜びする父

は、関連するたとえ話である。

 

いずれも、現実社会では、ありえない話。

そこまでするかという物語。

迷うような劣った羊。

価値がない羊を、必死に探す。

好き勝手に、放蕩の限りを尽くした息子が、帰ってきたときの、父の様子。

ルカ15:20 そして、彼はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、かわいそうに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。

 

父は、走り寄り、かわいそうに思い、抱き着く。

そして、大宴会を催す。

わたしであれば、「今度は大丈夫か」と、まず、説教をするかもしれない。

 

父なる神の思いは、本当に、アガペーの愛そのものです。

私のように、価値のない、劣った人を、愛し探そうとする。

私自身に、人類全体と同様の価値を認めてくれている。

そのことを、三つのたとえで、示してくださる。

 

だから、あなたたちも、そのようになりなさいと、おっしゃりたいのだろう。

私たちは、みんな資格のない人間なのに、「わたしは、あいつと違って、資格のある人間だと思う傲慢さ」が、ないだろうか。

罪深さに気が付いていない。

神のアガペーの視点に立つ必要がある。

神は、大きな方である。

神からの、とても重要なたとえ話3点セットである。

 

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