障がい者に対する社会的偏見は、残念ながらまだ多い。
だいぶ前に、ブログに書いたことがあるが、会社をリタイアして、妻と二人で、カナダのビクトリアに短期間、住んだ時のことである。
15年ぐらい前のことです。
市内に、車いすの方が、多いことに気づく。
日本の10倍のイメージ。
なぜかはすぐに分かった。
それは、公共バスの全車両に、車いす用の電動昇降機が、設置されているからである。
そして、前方の一角に、車いす用のエリアがあって、そこに、車いすがベルトで固定できる。
全車両である。
その乗り降りなどに時間がかかるのだが、乗客は、慣れたもので、不満な表情をみせない。
また、建物のバリアフリーも整っている。
これらから、車いすの方も、安心して街に出かける。
これは、身体障がい者のケースだが、共生社会の取り組みが、ずいぶん前から具体的になされている。
だから、住民の意識上でも、垣根がなくなってくる。
しかし、日本では、残念ながらその取り組みが、40年以上遅れている。
さらには、目に見えない障がいである、精神障がいへの偏見も強い。
隔離政策の影響がある。
また、障がい者を利用したいわゆる金儲け、障がい者ビジネスも横行している事実も知る。
わたしは、これらの現状に、義憤を感じ、まともな事業所を目指し、障がい者就労支援事業所ホープを立ち上げた。
しかも、町のど真ん中に。
神様の支援は、いただいた。
神様がサポートしてくだされば、何もこわくない。
批判や偏見なんか関係ない。
人は、偏見や評価等を恐れるが、それはこの世の常である。
神様には、当然のことながら、何の差別も区別も、えこひいきも全くない。
それが大事なことで、それが真理である。
神は、垣根なく、私たちを愛し、私たちを呼び求めている。
社会の偏見や評価を気にする必要はない。
相手はたかが、人間である。
神は、私たちを呼び求めている。
わたしのところにきて、荷物を、重荷を、私に預けなさいとおっしゃってくださる。
全地を支配され、私たちの命を握っている全知全能の神が、そうおっしゃっている。
その受け皿に、私たちの事業所ホープ、そしてホープ札幌教会でありたい。
ブログを読んでいただき感謝いたします。
一日一回クリックの応援をいただくと、とても励まされ感謝です。

