サターンは、主の許しを得て、ヨブを打つ。

ヨブは、足の裏から頭の頂まで、悪性の腫瘍で覆われる。

ヨブの妻は、「神をのろって死になさい」とまで言うが、ヨブは、罪を犯すようなことは口にしなかった。

3人の友人が慰めにきたが、あまりの状態に、彼らは泣き、7日間一言も話しかけなかったと書かれてある。

しかし、その後、ヨブから不満が語られ始まる。

3:1 その後、ヨブは口を開いて自分の生まれた日をのろった。

3:2 ヨブは声を出して言った。

3:3 私の生まれた日は滅びうせよ。「男の子が胎に宿った。」と言ったその夜も。

3:4 その日はやみになれ。神もその日を顧みるな。光もその上を照らすな。

・・・

ヨブは、自分をのろう。

当然だろう。

沈黙を保った中で、彼は考え続けたのだろう。

神を信じている。

しかし、今の状況に至った原因がわからない。

不可解で、たえられない思いがつのる。

ヨブの不満の裏側には、その背後にいる神を、問題にし始めている。

やり場のない不満を、神にぶつけている。

自分は、義を貫き、あなたに従っているのに、なぜ・・・と。

 

ヨブの悩みは、当然だろう。

また、神に悩みをぶつけるのも当然だろう。

自分の信仰に揺らぎがないからだ。

私たちも原因不明の不幸に襲われることもあるだろう。

神の意図がわからない。

神に不満をぶつける。

大いにぶつけたほうがいいと思う。

そして、神のあわれみを請うしかない。

私たちは、不満や、やるせなさ、苦しみを、率直にぶつけること事ができるお方、叫べるお方がいる。

何と感謝なことか。

人間にぶつけても何の意味もない。

わたしを全て理解し、全てを受け止め、わたしの思いをお聞きになり、そしてわたしに良いご計画を持っておられる方、わたしをあわれみ愛している方が、いらっしゃるという幸せ。

その特権を私たちはいただいている。

全てを神に感謝しよう。

 

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