神は、私達をテストする。
それは、旧約の時代も、新約の今も同じである。
モーセの時代、40年の荒野でのテストが申命記に書かれている。
8:2 あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試み、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。
8:3 それで主は、あなたを苦しめ、飢えさせて、あなたも知らず、あなたの先祖たちも知らなかったマナを食べさせられた。それは、人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる、ということを、あなたにわからせるためであった。
8:4 この四十年の間、あなたの着物はすり切れず、あなたの足は、はれなかった。
荒野の状況は、物質的には、無味乾燥だっただったであろう。シンプルそのものである。
贅沢は、まったくなく、毎日、マナそして、同じ着物。
今の私達には、とてもたえられないものだろう。
わたしも、つぶやいていたかもしれない。
しかし、忘れていけないことがある。
マナが、天から毎日与えられ、そして、着物が40年間すり切れなかった。
足は、はれなかった。
信じられない恵みである。
神の直接の恵みである。
神の業以外の何ものでもない。
そして、彼らには、約束の地がまっている。
8:5 あなたは、人がその子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを、知らなければならない。
8:6 あなたの神、主の命令を守って、その道に歩み、主を恐れなさい。
神は、私達を訓練される。
旧約だろうが、新約の時代だろうが、神は同じである。
なので、神は、私達を訓練される。
信者でなくても、万物の存在と恵みを通じて、神は、自身を開示し、私を知りなさいとおっしゃる。
信者になり罪が許されたとしても、訓練は継続される。
永遠の命という特権が与えられたものには、訓練は、当然なのだろう。
私達の状況に応じたテストがある。
それは、私達が、成長する為。
自己中心に陥らないように。
神を愛し、隣人を愛することが、より一層、出来るようになる為に。
つまりは、イエス様に似たものになる為に。
その先には、約束の地がまっている。
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