事業所ホープで、私が研修や朝礼等で、機会があるたびに言っていることがある。

人生で大切なことは、二つ。

一つは積小為大。二つ目は感謝。

この二つの法則を守る限り、幸せな人生を送ることができると。

私は、その確信を持っている。

積小為大、つまり小さな地道な努力の積み重ねが、いずれ大きな成果を生む。

これは、間違いない法則だろう。

過去の失敗体験が重く心にのしかかっている場合、トラウマになっている場合も、この法則は有効になる。つまり、どんなに小さな事でもいいので、行ってみる。例えば、朝挨拶をしてみるとか、「ありがとう」を言ってみるとか。

すると、相手の反応は、おそらく間違いなくよい。すると、あなたもうれしい気持ちになる。

そして、あなたに「小さな成功体験」が生まれる。怠けず、こつこつと仕事に励む習慣も大事だ。

そして、この「小さな成功体験」を積み重ねることしかない。それが、山となって、あなたに自信が生まれてくる。

もう一つの法則は、感謝する生き方である。

どんな状況であっても、感謝する習慣を身につける。感謝の反対の不満の習慣からは、何も生まれないどころか、自分に害を及ぼす。不満の習慣としての、憤り、怒り、自己中心、自己憐憫等は、結局、自分を痛める。

一方、感謝の習慣は、幸運を呼ぶ。いいことがあったから、感謝するのではなく、感謝するから、いいことが生じる。

さらに、私たちが再生自転車をやっている関係で、最近気づいたことがある。

積小為大は後輪で、感謝は前輪だという事だ。

物事に活力を生むのは、動力源としての後輪で、そのおかげで、自転車は前に進む。

一方、前輪は、方向性を定める。

例えば、どんなに努力しても、努力の動機に問題がある場合、方向性がまずいのである。

つまり、歯をくしばっても金をためたい、有名になりたいとか、世間を見返ししたい為とか、自己中心の思いが強い場合、方向性がずれる。

つまり、前輪は、方向性を正しく保つ役割をはたしており、その為には、感謝の方向性を向く必要があるのだ。それによって、物事は、正しく進み、自分にも隣人にも、幸せをもたらす。

前輪は感謝、後輪は積小為大で、進みたいものです。

 

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