パウロが、囚人としてローマに向かう航海での様子が、使徒の働きに書かれている。
大変な様子が描かれている。
使徒
27:18 私たちは暴風に激しく翻弄されていたので、翌日、人々は積荷を捨て始め、
27:19 三日目には、自分の手で船具までも投げ捨てた。
27:20 太陽も星も見えない日が幾日も続き、激しい暴風が吹きまくるので、私たちが助かる最後の望みも今や絶たれようとしていた。
まさに、絶対絶命の時、パウロはこう語る。
27:22 しかし、今、お勧めします。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う者はひとりもありません。失われるのは船だけです。
27:23 昨夜、私の主で、私の仕えている神の御使いが、私の前に立って、
27:24 こう言いました。『恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。』
27:25 ですから、皆さん。元気を出しなさい。すべて私に告げられたとおりになると、私は神によって信じています。
パウロが素晴らしいのは、みなを励ましているということです。
彼は、囚人の身でありながら、クリスチャンとしての役割を見事に果たしている。
つまり、いかに状況が悪く暗くとも、神を信じている彼は、迷わず確信をもってみなを励ます。
私達は、世の中の暗い状況にとらわれ、悲観的になりやすい。
しかし、神は良いお方であり、確かな希望を私達に告げてくださる。
神に連なっている限り心配ない。
神のご計画がなるのだ。
世の人と一緒に落ち込んでいないで、かえって励ます役割を、私達も果たしたいものだ。
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