障がい者支援事業の「ホープ再生自転車販売」のこと
北海道では、冬期間は、全く自転車に乗れないため、雪解けの時期を迎えると、「さー、やっと自転車に乗れる!」ということで、同時に自転車需要が、一気に高まる。
3月中旬から4月にかけて、一気に売れる。
そこで、私は、昨年同様、3月中旬から4月中は、職員は、日曜日も交代で1名出勤(平日代休)体制とし、5月からは、日曜日は、完全閉店にもどるという計画をたてた。
そこで、クリスチャンならではの問題が生じる。
日曜勤務、つまり安息日は、休むべきではないかとの意見が、聞こえてくる。
その点で、私の見解は、次の通り。
イエスは、マタイ12章で、
ダビデと家来が、ひもじかった時に、食べてはならない備えのパンを食べた事例をあげ、あわれみは好むが、いけえには好まないと、言われた。
また、安息日でも、羊が穴におちたら、それを引き上げるとの、例えをあげて
「人間は羊よりもはるかに値打ちがあるものでしょう。それなら、安息日に良いことをするのは正しいのです。」と聖書に書いてある。
イエスが、形式にとらわれるな、良いことをしなさい、とおっしゃっていると、とらえている。
わたしは、責任者として、自分の利益や会社の利益の為に、安息日の営業を行ってはいないと思っている。
売上から諸経費を引いたものが、すべて障がい者の工賃に支払われる。
障がい者の所得は、残念ながら少なく、年金や工賃に依存するところが大きい。それでも食べていけない場合、生活保護に依存せざるを得ない(また、年金をもらっていない人は、なおさら)。
わたしは、できるだけ工賃アップをめざし、生活保護に依存する部分を、できるだけ減らしたいと思っている。それが、彼らの生きる張り合いになるからだ。
そんな中で、せっかく、客がどっといらっしゃる。この1か月半に、特に平日の3倍は売れる日曜日に営業しないで、いつがんばるだ、と思っている。
私は、困っている方々へのサポートを、神から命じられ、活動を行っている。
私は、安息日に、困っている人や障がい者の為に活動することは、神の御心にそって良いことをしていると思っている。
しかし、私はこう考えているが、安息日はどんな理由があっても、休み礼拝し、神を賛美する日だという考え方も聖書的であり、みなさんは、どうお考えになるだろうか。
さて、結果がどうなったというと、今年は、想定外にさらに爆発的なスタートになる。
あまりに売れすぎる。
土曜日・日曜日は、来店客は多く、一日に41台も売れた日があった。
神の祝福は、すざましい。
約320台の在庫を持ちスタートするも、あっという間に底をつきそうになる。
いくら自転車操業で造っても、間に合わなくなる。
日曜日営業を継続すると、お客に迷惑をかける(せっかく来ていただいても品物がない)懸念が、出始め、とうとうやむを得ず、途中から日曜日を閉店することにした。
それでも今年は、3~4月の2か月で、603台も売れた(昨年は、321台)。
神の祝福は、我々の想定をはるかに超える。
もし良かったら、一日一回、感謝です。
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