私は、56歳と遅くしてクリスチャンになったので、日本人が、なかなかクリスチャンにならない要因を、自分がそうであったがゆえに、判っているつもりである。
その大きな要因は、日本の自然環境にあると考えている。
つまり、一万年以上ともいわれる縄文期、うっそうとした森の中ではぐくまれた日本人のメンタリティーが、潜在意識の中に刷り込まれていると思っている。
一万年にわたって積み重ねられた日本人の深層心理は、無意識の世界に確かに沈殿していて、簡単には変わらないと考える。
私は、西洋哲学、仏教等もたどってきたが、アニミズム的思考が、日本人の原風景になっているように感じている。
私も、おそらく、その一人であったように思う。
そんな私、そして一神教を積極的に否定していた私が、なぜイエスキリストを神と信じるようになったかを「死ぬまでに、必ず聖書を読んでおく必要性」…私は誰?そしてどこへ行くのか…に、私の心の軌跡を詳しく書いている。
全く想定外で、高次元の存在としての神。ぜひその存在を知っていただきたい。
神は、私たちを、とても愛する存在としてお造りになっている。
そして、私達に、わたし(神)を知るよう、たえず、働きかけておられる。
また、一方、クリスチャンの方を見ると、多くの方が「神から与えられた使命を、見出していない」のに気づく。「神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び・・・」(エペソ4:1)という特権を、神からいただいているわけだから、神からの使命を知り、お互いに、ひたすらゴールに向かって、忍耐をもって、喜びをもって走り抜けたいものだ。
使命は、自己が砕かれる作業を通じて、啓示されるもので、自己の願望、憧れに固執している時は、見出し得ないかもしれない。
使命は、人間的な意味では、とても地味で目立たないものかもしれない。
しかし、神の御心なのだ。
神は必ず、あなたにサインを発しているはずだ。
私は、私の使命について、神からサインがあったことに、のちほど気づく。
クリスチャンになるずいぶん前の21歳の時、つまり今から40年以上も前に、明確に与えられていた。
神の私に対するご計画は、私が生れる前から寸分の狂いもないことを思い知る。
その神から送られるサインについて、本の中で、詳しく書いた。
サインは、すべてのクリスチャンに送られているはずであり、それを知っていただきたく、私のプロセスを詳細に書いた。
この本の重要なテーマであり、従って、この本は、クリスチャンに向けた本でもある。
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