先ずは、マンションを売ることから。

 

まずは、築二年の四LDKマンションを売却し、二LDKのアパートを借りた。

二年前は、会社を辞めることは、全く想定外だったので、新築マンションを購入していた。

これからの生活上、不要なものは、大胆に処分した。

住まいが急に手狭になり、転居当初、正直わびしい感覚はあったが、そんなことは言っていられない。

概算計算していた収支計画を練り直し、年金が満額入ってくるまでの十三年間の資金計画・年間収支計画を立てた。

お金を定期貯金や国債等に運用しても、全くと言っていいほど利ざやを生む状況にないため、現金を中リスク・中リターンへの資金運用を行う。

慣れてくると、中~高リスク・中~高リターンへシフトしていった。

会社時代は、五年間、経営企画部長として、会社経営や数千億規模の資金計画の中枢を担ってきたものの、最終的には合議の中での組織判断であり、明らかに質が違う。

しかし今後はすべて、自分一人の決断にかかっている。まさに自己責任の世界で、資金運用に失敗すると老後の資金を失うことになる。

その意味で、息の抜けない世界だった。これから十三年は、気を張りつめる必要がある。

しかし一方、資金運用のために生きているわけではなく、あくまで生きるための手段であることから、それに費やす時間は、日中二~三時間程度にした。

それ以上は考えすぎてもよくないのだ。

従ってディーリング等、常時拘束される取引は行わず、為替リスクのある外国投信に分散投資し、金融情勢の変化に応じ、時々数カ月に一回、運用方法を見直しするという手法をとった。

動かし過ぎてもよくない。

つまり、毎日の仕事は世界情勢の勉強なのだ.

 

その当時は、神についての関心は、全くない状態だったが、神がその方向性を示してくれたと、今はつくづく思っている。

 

 

明日に続きます。

もし良かったら、一日一回、感謝です。

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