昨日は、とてもあわただしい一日。

朝に、2日前に取材を受けていた北海道新聞の記事が出たと思いきや、STVテレビから電話がなり、今日の午後4時前後に、ホープ再生自転車販売の生出演をお願いしたいとの連絡。

北海道では有名な「どさんこワイド」という番組に、店長他スタッフが出演した。

おかげさまで、出演の影響は大きく、電話が鳴りやまず、来店客も多く,対応に追われる。

今日は、17台も販売され、販売台数は100台を超えた。

昨年は、3月80台だったので、この雪がまだ残っている中で、素晴らしい実績である。

神様に感謝します。

 

この自転車事業も、実は3年前の、一台の放置自転車に、目が留まり着想したものだった。

本の中に、次の通り書いた。

 

 ホープ再生自転車販売の取組 

二十七年度に新たに始めた事業として、「ホープ再生自転車販売」がある。三月二十六日に事業所前にオープンした。アイデアは、その前年の夏頃、事業所前に自転車が一台、一週間放置(拾得物として、警察に届け出した。)されていることから着想した。この地域は、マンション街の為、買い替えや転勤などで、不要自転車が多くある事が想定され、その不要となった自転車を大量に調達し、整備の上、リサイクル自転車として販売することを思いついたわけだ。

そして、中古自転車の実情や法制度等勉強を開始した。幸いなことに、古物商の認可は、何かの事業に役立つと考え既に取得していた。 

そしてこれは、神様が「やりなさい。」ということだと確信した。

そして二六年秋から、マンションから不要となった自転車を回収し始めた。しかし、今から思えば、相当見切り発車の側面はあった。自転車整備の専門家がスタッフにいなかったからである。しかし大きな賃借ビルだけはあった。それは、自転車店には不釣り合いに思えたが、とにかく備えられていた。

いずれ何とかなるだろうと思って始めたところ、海上保安庁OBで、長年巡視船の機関整備等を行ってきたメカの専門家で、自転車にも精通している方に、ボランティアで自転車整備を教えていただいた。

さらには、福祉専門家でありながら、自転車やバイクの整備が大好きで小さい時から「チャリンコ小僧」と言われ、自転車に精通した職員が与えられたのである。私は、神が備えてくれたものと確信し、神に感謝している。彼もまた、応募に至る経緯が、偶然の中導かれるようであったと語っていた。今は、責任者として、誠実に自転車部門をリードしていただいている。

そして、近隣のマンションへ私達の活動の趣旨をお話しし、心よく協力していただけるマンションも現れて、回収を本格化させていった。集めた自転車を冬場に整備の上、リサイクル販売に向けた準備を行ってきた。当初は広すぎると思っていた事業所だったが、そのおかげで、自転車の収納や整備作業が可能になっている。神の御計画を感じた。

 

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