■心理学における「投影」
これが一般的に認識されている「投影」の概念だが、Wikipediaでは次のように説明されている。
分かりやすい例を挙げると、プライドが高い人と話をして「偉そうな奴だな」と気分を害したとすれば、それは自分のプライドが高くて傲慢だということになる。
■霊止乃道が説く「投影」
私は昔のblogで、心理学における「投影」よりも、もっと本質的な投影の概念について説いてきたが、私が半覚醒してから読んだ内海康満著『霊止乃道』に同様のことが書かれていたので紹介する。
ついでと言っては何だが、ジャーナリストの草刈龍平氏も同様のことを述べている。
■プラトンの洞窟の比喩
ソクラテスは「汝自身を知れ」と言った、つまり「内観せよ」ということだが、ソクラテスの弟子のプラトンは「洞窟の比喩」でこの世界を説明した。
我々は洞窟の中の囚人で、壁に映っている影を現実だと思い込んでいるということである。この絵では、後ろの焚き火が光源で、その手前に模型を動かしている人がいるのだが、プラトンが言っていることは、この世はイデア(実在)の世界の投影だということである。
つまり、3次元(物質世界)は高次元(精神世界)の投影であり、自分の人生は自分の潜在意識を通して投影しているのである。
■宇宙の正体
実は、この投影された3次元宇宙は自分自身でもあるのだ。ヌーソロジー創始者の半田広宣氏は次のように述べている。
自分の肉体や意識が宇宙空間に融け込んだ存在であること、自分の肉体が常に宇宙の中心に存在すると同時に宇宙を内包した存在であること、そして自分自身が宇宙を創り出していたという事実は、「
AVALONヌーソロジー講座」で理論的に理解を深めていただきたい。