目次
 
内観の前提条件

■心理学における「投影」
■霊止乃道が説く「投影」
■プラトンの洞窟の比喩
■宇宙の正体

 

■心理学における「投影」


これが一般的に認識されている「投影」の概念だが、Wikipediaでは次のように説明されている。

心理学における投影とは、自己のとある衝動や資質を認めたくないとき(否認)、自分自身を守るため(防衛機制)それを認める代わりに、他の人間にその悪い面を押し付けてしまうような心の働きをいう。たとえば「私は彼を憎んでいる」は「彼は私を憎んでいる」に置き換わる。そのひとつに責任転嫁があり、たとえば習慣的に失礼な振る舞いをしている人は、いつも他者を失礼な人だと言って回っているケースがある。一般的には悪い面を強調することが多いが、良い投影も存在する。

投影は日常生活においてよく起こっている。例えば、なんとなく嫌いだった人物が、実は自分の否定的な、認めたくない面を体現していたなどである。また、この概念はパーソナリティ障害の治療において、医者に向けられる怒りとして専門的に語られることもある。

ユング心理学では、原型の一つ影とも関連し、否定するのではなくそれを自分の一面として認識し受容することで、もっと大きな「大いなる自己」・自己実現へと成長するきっかけとして活かすことができると言う。


分かりやすい例を挙げると、プライドが高い人と話をして「偉そうな奴だな」と気分を害したとすれば、それは自分のプライドが高くて傲慢だということになる。




■霊止乃道が説く「投影」


私は昔のblogで、心理学における「投影」よりも、もっと本質的な投影の概念について説いてきたが、私が半覚醒してから読んだ内海康満著『霊止乃道』に同様のことが書かれていたので紹介する。




他人とは自分自身である


他人とは自分自身であるということを述べておきたい。人間は自分自身が映し出している映画のようなものである。また、人生で大切なのは「理解」であることも述べた。つまり、自分自身が投影しているものは、全て理解する為にあるということだ。人であれ、事象であれ、である。それを無視していたらどうなるだろうか。

例えばテレビで、熟年離婚で悩んでいる人の話が取り上げられているとしよう。「うちは円満だから大丈夫。離婚とは無縁だ」このようにノンキに構えていると、そのうち、「実は別れてほしんだけど……」と、別れ話が出てきたりする。


夫の浮気で悩んでいる友人の話を聞いて、自分には関係ないと思っていると、今度は自分の夫が浮気しているのが発覚する。こういうことはままあることだが、もちろん偶然なんかではない。


自分が見せられること、自分が聞かされることは全て、自分が「理解」に繋げるべきものであり、もともと自分の中にあるものなのだ。つまり、他人は自分自身であり、見せられる現象も他人事ではないという事である。それが自覚できていないと、理解すべきことを見過ごしてしまう。


そうなると、本体の意識は、われわれが理解できるまで、さまざまな現象を起こして理解させようとする。「自分じゃなくてよかった」「そんなことは自分に起こらないでほしい」と思ったりすることもあるだろう。

これも同じである。避けようとすることは現実化し、自分のところにやってくる。なぜなら、避けようとする意識が働くのは、自分がその問題に弱いからだ。弱いということは理解が浅いということである。


それゆえに、理解を十分なものにする為に弱い部分が現実化するのである。例えば、金や異性のトラブルが多い人は、金や異性に関して弱く、理解すべきことがあるということである。


では、そうしたトラブルを回避するにはどうしたらよいか。結局、他人のことであっても、自分とは関係がないと見過ごさずに、徹底的に理解に繋げるしかない。そして、「いつ来ても大丈夫」という心境になっておくのがいい。


そこまでいけば、不安は現象化しなくなるのである。なぜなら、問題が解けないから問題が突きつけられるわけで、答えが分かっている人間には問題は不要だからである。

これは個人のことだけではなく、国家についても同じことが言える。どういうことかというと、他国で起こっている問題を他人事だと思っていると、いずれ自分の国に似たような問題が降りかかってくるということである。


世界のどこかで戦争が起きていて、それを知りながら自分たちには関係ないと国民全体が考えていると、必ずその国が戦争に巻き込まれるようになる。
平和ボケしている今の日本がそうだ。まもなく予想もしない事態が起こる。


ついでと言っては何だが、ジャーナリストの草刈龍平氏も同様のことを述べている。


一見自分とは直接関係ないと思える出来事をよく分析して見ると、実はそれが自分の人生を左右する出来事の前触れだったということはよくある。知恵ある農夫は雲の流れを見て、雨の訪れの近いのを知るという。一見はるか彼方に見える出来事が、実は身近に起こる出来事の前触れなのである。



■プラトンの洞窟の比喩


ソクラテスは「汝自身を知れ」と言った、つまり「内観せよ」ということだが、ソクラテスの弟子のプラトンは「洞窟の比喩」でこの世界を説明した。



我々は洞窟の中の囚人で、壁に映っている影を現実だと思い込んでいるということである。この絵では、後ろの焚き火が光源で、その手前に模型を動かしている人がいるのだが、プラトンが言っていることは、この世はイデア(実在)の世界の投影だということである。


つまり、3次元(物質世界)は高次元(精神世界)の投影であり、自分の人生は自分の潜在意識を通して投影しているのである。




■宇宙の正体



実は、この投影された3次元宇宙は自分自身でもあるのだ。ヌーソロジー創始者の半田広宣氏は次のように述べている。


自分とは何か?ということについて能動的に考えるときは、脳や、DNAや、そういったチマチマとした表象から考えずに、時間全体、空間全体に自分の身を溶かし込んだ場所からスタートすることが大事です。人間は時間や空間の中に生きる存在ではなく、時間と空間として生きる存在だから。そのくらいダイナミックに思考を展開する。それがヌースです。


自分で自分の成り立ちを知る―この課題をほったらかして、宇宙がどうこう言っても何の意味もないと思うよ。自分を知ることは宇宙を知ることと同じ。そして、また、宇宙を知ることは自分を知ることと同じ。


自分の肉体や意識が宇宙空間に融け込んだ存在であること、自分の肉体が常に宇宙の中心に存在すると同時に宇宙を内包した存在であること、そして自分自身が宇宙を創り出していたという事実は、「AVALONヌーソロジー講座」で理論的に理解を深めていただきたい。

私が内観を始める前に「天人合一」を体験したのも導きだったのだと思うが、このblogに出会った読者も導かれてのことだろう。




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