生理前の調子の悪さである「PMS」に対して、有酸素運動やヨガなどの軽い運動が効果的というブログを以前書きました。





そこで、今回はPMSと様々な生活習慣の関係について検証した論文を見ていきたいと思います。







こちらの論文では、アラブ首長国連邦の学生を対象に生活習慣や食習慣とPMSの関係について調べています。


対象 

18〜24歳の女子大学生300人。


結果

喫煙習慣により、精神面での症状リスクが2.5倍、行動面での症状リスクが2.2倍と、高くなっていました。



また、カロリーの高い食事や、脂肪、砂糖、塩分の多い食事は、身体面での症状リスクが3.2倍となっていました。



一方で、フルーツ摂取により、行動面でのリスクが0.34倍と低くなっていました。




以上のことから、喫煙やカロリー、脂肪、糖分、塩分には気をつけた方がいいという、一般的な健康面での観点と同じようなポイントが見えてきます。



また、フルーツの摂取によって、行動面でのPMS症状はかなり軽くなるようですから、こちらは積極的に取り入れてみるのが良さそうですね。