この論文では、妊娠中に受ける肉体的な仕事のストレスや組織としてのストレスと帝王切開との関係を調べています。
対象となったのはカリフォルニアの580人の妊婦さん。
重い物を持つこと、頻繁に腰を曲げること、ひどい騒音、極端な室温、長時間の立ち仕事などの肉体的なストレスや、組織としてのストレス(交代勤務、不自由なスケジュール、成果報酬)と帝王切開の関係について調べたところ、、、
毎日15ポンド(6.8kg)以上を持ち上げることで、帝王切開のリスクは2.54倍となり、肉体的なストレスが少なくとも4つあれば帝王切開のリスクは3.49倍となりました。
以上のことから、妊娠中はある程度規則正しいシフトで、比較的負担の少ない仕事内容にした方が、帝王切開のリスクは抑えらると言えそうですね。