深部静脈血栓症や肺塞栓症は、実は妊娠可能年齢の女性にも起こりやすい病気です。
治療には抗凝固薬が必要ですが、その一方で
「生理の量が増えた」「出血が長引く」といった月経の変化が起こることがあります。
特に近年よく使われるDOAC(直接作用型経口抗凝固薬)は、便利で効果的な薬ですが、月経異常(AUB)が過小評価されている可能性があると言われています。
AUBがうまくコントロールできないと、
・鉄欠乏性貧血
・血栓症の再発リスク
につながることもあるため、実はとても大切なテーマなんです。
今回、DOACと従来薬(ヘパリン・ワルファリン)を比較し、月経異常のリスクを詳しく調べた最新のメタ解析が発表されました。
どの薬でどんな出血が起こりやすいのか、なぜ「定義されていないAUB」が問題になるのかなど、詳しくはコラムで解説しています。
抗凝固治療中の月経トラブルは、婦人科で対応できることが多いので、気になる症状があれば我慢せずにご相談くださいね。
監修医師
東日本橋レディースクリニック 院長 樋口元
日本産科婦人科学会専門医